俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

蒲の穂

2024-07-07 | 俳句・夏・植物

 

 

蒲の穂を渡る風あり曇り空

 

 

 

 

 

 

蒲はガマ科の大型多年草。

淡水の湿地に群生する。

 

 

 

 

 

 

六〜七月頃、高さ二mの花茎を直立し、上部に蝋燭形の花穂をつける。

 

 

 

 

 

 

上部には黄色の雄花、その下に接して緑褐色の雌花がびっしりと並ぶ。

雌花の部分はフランクフルト大に育ち赤褐色に変わる。

花粉は蒲黄(ほおう)といい、利尿、止血の漢方薬に利用される。

 

 

 

 

 

 

川原に蒲の穂が見られ、風に揺れていた。

空はかき曇っていた。

 

 

 

 

 

蒲の穂を見やるのみにて掴み得ず

 

 

 


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2 コメント

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ふたこぶ山さん (819maker)
2024-07-09 01:03:31
思い出されてよかったですね。
ぜひ「蒲の穂」の一句をお出しください。
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Unknown (ふたこぶ山)
2024-07-08 13:53:59
家の側に小さな川が流れております。こちらに来て
初めて知りました。「蒲の穂」今朝ブログを見てか
ら行ってみました。草木の間から八本・・忘れてい
たも思い出させて貰っています。季語にありました
早速今週の句会に一句(笑)。
返信する

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