めひじわやひとり遊びの原つぱに
イネ科の一年草。
路傍、空地、庭などに自生する。
「めひじわ」は「雌日芝」の別名。
雄日芝よりも穂は細い。
高さ約五〇センチメートル。
まばらに分枝し、広線形の柔らかい葉を互生する。
夏から秋にかけて、枝頂に緑色の小穂をつける。
原っぱには人が誰もいなかった。
ひとりで遊んだが、そこにはめひじわが群生していた。
雌日芝の原と化したる畑かな