俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

茅花流し

2024-05-27 | 俳句・夏・天文

 

 

バス避けて茅花流しを見てをりぬ

 

 

 

 

 

 

五月頃吹く、湿気を含み雨を伴うことの多い南風を「流し」という。

 

 

 

 

 

 

「茅花流し」は、茅花、すなわちチガヤの花穂が白い絮をつける頃に吹く湿気を含んだ南風をいう。

 

 

 

 

 

 

梅雨の先触れとなる季節風につけた美しい名である。

 

 

 

 

 

 

歩道のない道を歩いていると、バスがやって来た。

バスを避けるために野原の方に向きを変えると、そこには茅花流しが見られた。

 

 

 

 

 

百均に菓子買ひ茅花流しかな

 

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鉄線花 | トップ | 薔薇 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふたこぶ山)
2024-05-28 12:32:01
朝から大荒れの天気ですね。
茅花流し・・大好きな季語 城ヶ島公園は茅花が
沢山海風に揺れ咲いています。早速お天気に成ったら行ってみます。 
返信する
ふたこぶ山さん (819maker)
2024-05-28 23:44:53
城ヶ島公園の茅花は一面という感じで素晴らしいでしょうね。
こちらは規模が小さくて残念です。
ぜひ見に行かれて句を作ってください。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俳句・夏・天文」カテゴリの最新記事