俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

風船葛

2021-09-20 | 俳句・秋・植物




通るたび数増す風船葛かな




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ムクロジ科の蔓性多年草。







熱帯地方に広く分布し、日本では一年草として

栽培される。







七月頃、長い花柄の先に白色の小花を数個つけ、

八~九月頃、若草色の風船に似た実をつける。







実は軽く、風が吹くとよく揺れる。







散策で時々風船葛のフェンスの前を通る。

そこを通るたび風船葛の数が増えている。






風船葛足取り軽く散歩して




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木犀

2021-09-19 | 俳句・秋・植物




金木犀足音立ててジョガー過ぐ




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モクセイ科の常緑小高木。







中国原産。







木犀は、金木犀、銀木犀、薄黄木犀などの総称。







仲秋の頃、葉腋に香り高い小花を多数つける。







金木犀が道端に咲いていた。

その前を足音を立てながらジョギングの人が

走りすぎて行った。






木犀の香やよきことのありさうな




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猿の腰掛

2021-09-18 | 俳句・秋・植物




街路樹に猿の腰掛大きかり




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担子菌類ヒダナシタケ目に属するキノコのうち

木質多年生のきのこの総称。







立ち木や枯れ木に生える木質腐朽菌。







棚状になり、年々成長して厚さと幅を増す。







霊芝と呼ばれ、滋養強壮や鎮静に用いる漢方薬で、

栽培品もある。







街道の大木の街路樹に猿の腰掛が生っていた。

大きくて腰掛けられそうであった。






前行くは老夫婦なり猿茸




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曼殊沙華

2021-09-17 | 俳句・秋・植物




川音のさやに響けり曼殊沙華




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ヒガンバナ科の多年草。







秋の彼岸の頃、土手や畦、藪などに一斉に群がり咲く。

赤い炎のような花をいくつも輪状に開く。







鱗茎は澱粉を多量に含み、有毒草だが晒して救荒

食物とするため、畑の傍らや墓地など人里に近い所

に植えられた。







近縁に白花曼殊沙華などがある。







仲秋ともなると川が澄み、川音もさやかに響いていた。

川沿いの堤では曼殊沙華が鮮やかに咲いていた。






道端の所々や曼殊沙華




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オリーブの実

2021-09-16 | 俳句・秋・植物




オリーブの実散歩の道に被さりて




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モクセイ科の常緑小高木。







地中海地方原産。

日本には江戸時代末期に渡来したとされる。

香川県小豆島などで栽培。







秋、楕円形の果実が生る。

果実は緑色から黄色、赤紫色になり、完熟すると

黒くなる。







塩漬けにして食用に供し、またオリーブ油をとる。







散歩していると、道の上に住宅地から塀を越して

オリーブの木が被さって出ていた。

そこにオリーブの実がいくつも生っていた。






オリーブの実をピクルスにしてみむか




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