俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

立春

2025-02-03 | 俳句・春・時候

 

 

立春や猫の過れる川堤

 

 

 

 

 

 

節分の翌日にあたり、二十四節季の一つで陽暦二月四日頃。

ただし、今年は二月三日。

 

 

 

 

 

 

暦の上ではこの日から春になる。

 

 

 

 

 

 

実際には寒気はまだ厳しい。

だが、そのなかにもかすかな春の兆しが感じられるようになる。

 

 

 

 

 

 

立春の川堤を歩いた。

すると、猫がその川堤の道を横切って行った。

 

 

 

 

 

掛け声は野球練習春立ちぬ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分

2025-02-02 | 俳句・冬・時候

 

 

節分の雨後の月夜となりにけり

 

 

 

 

 

 

四季それぞれの節の変わり目のことで、年に四回あるが、現在は立春の前日のみをいう。

陽暦二月三日頃にあたるが、今年は二日。

 

 

 

 

 

 

この夜、寺社では邪鬼を追い払い春を迎える追儺が行われる。

 

 

 

 

 

 

民間でも豆を撒いたり、門に柊の枝や鰯の頭を挿したりして邪気を祓う風習がある。

 

 

 

 

 

 

節分の今日は雨が降ったが、午後には雨も上がり、月夜となった。

 

 

 

味噌ヒレカツ恵方巻

 

 

豆撒の声は聞えず恵方巻

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬終る

2025-02-01 | 俳句・冬・時候

 

 

川堤歩きに歩き冬終る

 

 

 

 

 

 

初冬・仲冬・晩冬が終わることをいう。

 

 

 

 

 

 

長かった寒い冬が去っていくという安堵感がある。

 

 

 

 

 

 

「春近し」と同じような季語であが、「冬」という一字があるため、冬が終わる方に重点がある。

 

 

 

 

 

 

川堤を二時間に渡って歩いた。

冬がもう終わるんだという喜びがあった。

 

 

 

 

 

冬去るや橋の上より鷺眺め

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする