立春や猫の過れる川堤
節分の翌日にあたり、二十四節季の一つで陽暦二月四日頃。
ただし、今年は二月三日。
暦の上ではこの日から春になる。
実際には寒気はまだ厳しい。
だが、そのなかにもかすかな春の兆しが感じられるようになる。
立春の川堤を歩いた。
すると、猫がその川堤の道を横切って行った。
掛け声は野球練習春立ちぬ
立春や猫の過れる川堤
節分の翌日にあたり、二十四節季の一つで陽暦二月四日頃。
ただし、今年は二月三日。
暦の上ではこの日から春になる。
実際には寒気はまだ厳しい。
だが、そのなかにもかすかな春の兆しが感じられるようになる。
立春の川堤を歩いた。
すると、猫がその川堤の道を横切って行った。
掛け声は野球練習春立ちぬ
節分の雨後の月夜となりにけり
四季それぞれの節の変わり目のことで、年に四回あるが、現在は立春の前日のみをいう。
陽暦二月三日頃にあたるが、今年は二日。
この夜、寺社では邪鬼を追い払い春を迎える追儺が行われる。
民間でも豆を撒いたり、門に柊の枝や鰯の頭を挿したりして邪気を祓う風習がある。
節分の今日は雨が降ったが、午後には雨も上がり、月夜となった。
味噌ヒレカツ恵方巻
豆撒の声は聞えず恵方巻
川堤歩きに歩き冬終る
初冬・仲冬・晩冬が終わることをいう。
長かった寒い冬が去っていくという安堵感がある。
「春近し」と同じような季語であが、「冬」という一字があるため、冬が終わる方に重点がある。
川堤を二時間に渡って歩いた。
冬がもう終わるんだという喜びがあった。
冬去るや橋の上より鷺眺め