毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「人はみな遺族である」 2013年5月31日(金) No.666

2013-05-31 22:04:02 | 日記
「人はみな遺族である」
今日見つけた心に残る言葉。
志村建世さんのブログで見つけた。

ほぼ毎日母を、ときどき父を想う。
二人とも、とっくに亡くなっている。
また、宿舎のドア横には末美姐さんの笑顔の写真を貼り付けてある。
もはや、心底頼りにするのは死んだ人たちばかり。
私にとって都合のいいことには、
亡くなった我が身内や先輩たちは
常に寛大に、
(思うがままに生きよ)と言ってくれる。
その眼差しが支えである。

日本が変だ、
日本人がおかしい、という今の状態も、
百年後にはどうなっているのだろう。
軌道修正されていたらいいな。
それにつけても、原発だけは止めないといけない。
百年後にまだ日本という国が
放射能汚染に苦しめられていると
想像するだけで、
子どもたちがかわいそうでたまらない。
貧乏でも、せめて、
澄んだ山川や海、空気を残せたら
ひとは生きていけるだろう。
せっかく先輩たちが残してくれた
美しかった日本。
もう一度、過去形じゃない美しさを
取り戻せたらどんなにいいだろう。
コメント
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