財大日本語学科2学期の日本語コーナー最終日を飾った
日本の伝統茶道の紹介。
もちろん、私にはできるはずがない。
茶道の細かい決まりごとなど、聞く先から忘れていく人間である。
というわけで、今日は、
南昌市と友好姉妹都市である四国の高松市から3ヶ月間派遣されていらっしゃった
小西先生ご夫妻にお越しいただき、抹茶の点て方、飲み方のご指導を受けた。
2年生、1年生が掃除・準備してくれた教室中央にゴザを敷き、
茶せん、茶杓、お茶碗などを用意すると、
場は一気にお茶会ムードに早変わり。
3年生の陳小雲さん・雷国華さんの司会で会がスタートした後、
浴衣姿の三人娘(周双双さん・余立君さん・李静さん)が、
甲斐甲斐しくお手伝いしてさらに雰囲気が盛り上がった。
やはり、浴衣姿のアピール力はすごいな。
普段、学生にとって日本人といえば、私が代表である。
それは日本人に対する大いなる誤解の元になりかねないのを(^^;)
わたくしは日々、非常に危惧しているので、
今日は、日本文化に触れる以前に、
生身の日本人に触れるという、いい機会になったと思う。
おふたりは、とても穏やかな口調で語りかける、
実に優しい日本人だった。
(ああ、私はこういう方々の爪の垢を煎じて飲んだとしても、決して真似はできないな)
と、おふたりの声を後ろの方で聞きながら確信した。
日中友好協会の活動に、私は直接関わりはないが、
尖閣(釣魚島)問題やアベシやら何があっても、
淡々と両国民の民間友好を担っているこの団体、
そして、飛行機代やら自前で中国に来て、
ボランティア活動をされている人々の存在はたいへん大きいと思う。
今日、私はおふたりを「天の助け」と感じた。
小西両先生、非常感謝。m(_ _)m
あと、今日のイベントを担ってくれた全ての皆さんに「ありがとう!」