Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

富山へいってきました その2

2015-10-20 15:17:13 | 乗り物いろいろ(鉄分多し)

 さて富山のその2です。宇奈月駅そばの「やまびこ展望台」からトロッコ電車を撮ったらいよいよ自分が乗車となりました(^_^)/


 電気機関車はEDR29、黒部峡谷鉄道の標準的な機関車で通常は2重連での運転となります。これより前に回り込めず苦しい構図に(^_^;) 黒部峡谷鉄道って略すと「黒鉄」だけどうっかり“こくてつ”と読んでしまいそう(笑)




 トロッコの客車内はこんな感じ。これ、最初はいいけど上に行ったら寒いんでないの?




 発車してすぐに先ほど撮影した新山彦橋を渡り、トンネルをくぐると宇奈月ダムが見えてきます。このダムは多目的ダムとしても、国道交通省直轄ダムとしても黒部川水系で初めての、そして唯一のダムとのこと。洪水調節・不特定利水・県東部地域への上水道供給の他、発電を目的として関西電力が受け持っているそうです。




 ダムを通り過ぎて裏側に来ると うなづき湖が広がります。水が緑っぽいというか白っぽいのは流れてくる岩石の成分によるとのこと。




 仏石谷と黒部川の合流部の岩場に立つ仏の姿をした石があります。かつて入山者が安全を祈願したと言われているそうです。




 黒薙駅のホームからは後曳橋を渡る機関車が撮れるんですけど、降車したおばさんグループがいつまでもホームでお喋りしてカブったのでタイミングを逃しました(^_^;)




 えーっと、何の橋だか忘れちゃいましたが、黒部峡谷を開発に入るのにさまざまな構造物を見ることができます。時代と地形など当時の技術と建設機会などを考えるとすごいことなんですよね。今やろうとするとほとんど実現できないんじゃないですかねぇ。




 こちらは「出し平ダム」。発電が目的で、1985年(昭和60年)に完成し関西電力株式会社が手掛けた黒部川水系の発電用ダムの中では最も新しいとのこと。このダムはダム湖の堆砂を排出する「排砂ゲート」を備えた日本最初のダムだそうです。ダムなどの大型建造物の構造美はいいですね(^_^)/




 黒部川第二発電所。小屋平ダムからの水で発電しているそうです。今見ると歴史的な感じですが、完成当時はとてもモダンな建物だっただろうなぁ。手前の橋の鉄骨もいい感じです(^_^)/




 黒部川第二発電所を正面から。




 駅で行き違い。やっと“列車”が撮れた気がします(^_^;)




 黒部峡谷らしい景色。




 また駅で行き違い。時刻表にない列車が多いなぁ。




 鐘釣駅の上流にあるウド谷橋を渡っているところ。橋といっても川床から近く、冬にはこの谷に大雪崩が発生し線路が破壊されるので冬の間はレールも枕木も外してしまい横にあるトンネル内に保管するとのこと。橋は橋脚のみになります。そのトンネルも雪崩がなだれ込むので((^_^;))、扉で閉じてしまうんだそうです。ホントに黒部の自然は厳しいです。




 えーっと、小屋平駅横の小屋平ダムかな。この駅は一般客は利用できない駅で、発電所や工事関係の人が利用するのだとか。




 夏の台風の痕でもあるのでしょうが、急峻な黒部峡谷では黒部川に流れ込む支流がもう傾斜がすごくてただの土石流の跡のようです。



 さあやっと終点欅平に到着です。宇奈月駅からだいたい1時間20分かかりました。ここまで来るとかなり涼しく感じてウィンドブレーカー必須でしたね。持っていって正解でした。

 機関車付け替えの時にパチリ。なかなか撮れる場所がないですね。いい写真は一旦降りてどこか川の対岸のような場所から撮るとよさそうですが、それにも“山の装備”が必要かと(^_^;)




 ホントはここから温泉へ行くとか山に入るとかしたいんですけど今回は“乗り鉄”に徹する旅なのでここで折り返し。ただ、“今回は”といっても次にいつ来れるかは全く不明です。もう残りの人生では来れないかもなぁ…




 欅平駅舎です。この写真だと立派な建物に見えますが…




 狭いV字谷が黒部峡谷の特徴。



 でもその狭いV字谷だからこそダム建設に向いていたんでしょうね。




 …で、その欅平駅ですが、実際には崖にへばりついているような駅なんですよね。ここの上流にも小さなダムが見えて横に発電所があるようで、黒部川の峡谷はさらに狭くなっています。



 帰りはトロッコでなく窓付きの特別客車でした。が、これが満員なうえに窓を閉め切ってあったので暑いのなんの。寒いはずだったのがポロシャツ1枚で汗をかいてしまうほどでした。



 宇奈月駅に着いて駅を出たところでこんな貨車発見。こういう変わった貨車で上流の施設に灯油とか送り出すんだろうなぁ。こういう貨車、かなりレアで面白いと思いますよ(^_^)/




 この時の乗り換えが8分しかなかったんですよ。黒部峡谷鉄道の宇奈月駅ではホームが長く改札まで遠く、そこから徒歩3分で富山地方鉄道の宇奈月温泉駅で、そこで階段を昇って改札通って階段下りてホームとなります。あと5分くらい発車遅らせてもダイヤ的には余裕のはずだけどなんで接続がギリギリなんだろう?この次は25分後だし(+o+)
 ホームにいたのは元京阪3000形のモハ10030形。これに乗るかと思いきやこの列車は引き上げてしまい…



 結局は来たときと同じモハ14760形でした(^_^;) これで富山地方鉄道本線の終点宇奈月温泉から起点の電鉄富山駅まで乗り通します。




 途中で特急「アルペン」号と行き違い。乗りたかった(^_^;)




 ガラガラだったのでモハ14760形の車内を撮影。レトロな車内に最新のICカードが使える運賃箱が鎮座(^_^;)




 反対側から。そうそう、調べたけど富山地方鉄道のecomycaカードは、富山軌道線(市内電車・環状線)、路線バス(但し、高速バス、県内高速バス、季節運行バス、濃飛バス、まいどはやバス以外のコミュニティバスは除く)及び鉄道線に乗車でき、 1枚で定期も搭載でき、まいどはやバス、富山ライトレールのポートラム、フィーダーバス(パスカの割引適用)にも使用できるんだけども、他のICカードとの互換性はないらしい(>_<)




 途中で停車した駅。なんだかすごい秘境駅みたい(^_^;)




 電鉄石田駅をすぎたあたりから時々日本海が見えます。日本海に沈む夕日を撮りたかったけどうまくいかず(^_^;)




 経田駅を過ぎるとJR北陸本線が並走します…といいたいところですが新幹線開業に伴いここの区間は「あいの風とやま鉄道」になってしまいました。JRでなくなったから「青春18きっぷ」は使えないんだよなぁ…(T_T)




 いよいよ夕陽が沈みそう。富山地方鉄道本線では上市駅でスイッチバックとなります。




 運転士が場所を変えて再出発(^_^)/ レールが夕陽に光っています。



 このあとすっかり夜になったころに電鉄富山駅に到着、徒歩5分でホテルに着きました。だいたい9時間ぐらい電車に乗っていたので疲れましたね~(笑)



 検索したらホテルのすぐそばにクラフトビールが飲めるお店を見つけて入りました。これは城端麦酒の「はかまエール」、美味しかった(^_^)/




 「バルバンコ」というお店ですヽ(^。^)ノ




 このオムレツが美味しかった。




 チーズとほうれん草のオムレツです。カットは私がやったので見た目がちょっと荒くなっちゃいましたm(__)m でも味はよかった(^_^)/




 地元のじゃないけど厚木のサンクトガーレンの「アップルシナモンエール」。これも美味しいなぁ。




 お隣長野の南信州ビールの「オクトーバーフェスト」。




 これもとても美味しかった今回の収穫かもの「ミートボールのアーモンドソースかけ」。これは是非また食べたいヽ(^。^)ノ




 最後はやはり地元、日本海倶楽部の「奥能登伝説」。『九十九湾沖で取水する海洋深層水を仕込み水を使用。天然ミネラルやビタミンが豊富で「コク」「キレ」「まろ味」のバランスが絶妙に仕上がったオリジナル・アンバー(琥珀色の)ラガーです。』とのことでこちらも美味しかったです。

 各グラスのサイズは小さかったけど、種類を多く飲みたかったもっと多く飲みたかった。でもやはり疲れていたのかここで酔ってしまいました(^_^;) ごちそうさまでしたm(__)m

 これで富山行きの1日目は終わりです(^_^)/ つづきはまた次に~(^_^)/(^_^)/

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