ちょっと前のニュースですが・・
世界的に人気の高い旅行案内書「ミシュラン・ガイド」を発行するフランスのタイヤ・メーカーのミシュラン社が、「日本」を紹介したガイドブックを2007年2月を目指して発行することになった。
1900年の創刊以来、1世紀余の歴史の中で「日本」紹介のガイドブックが発行されるのは初めて。
「日本」紹介のミシュラン・ガイドは、日本政府の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環として国際観光振興機構パリ観光宣伝事務所(JNTO、平田徹郎所長)が、昨年冬からミシュラン社と交渉してきた。
同社は今年秋から数人のチームを日本に派遣、半年間、日本で取材し、その後、パリに戻って約1年間、原稿執筆、編集に当たる。
ガイドブックは、ミシュランの赤本と緑本をミックスした形となる。赤本のように日本各地のホテルやレストランを予算に応じてランク分けするほか、緑本のように歴史や文化、美術、建築、ドライブ周遊コースなど名所案内の情報を盛り込む。
初版は、日本を観光で訪問するフランス人を対象にフランス語で5000部(約450ページ)の発行となるが、将来は英語、ドイツ語にも翻訳する予定だ。
日仏関係では、フランスを訪問する日本人が昨年64万人だったのに対して、日本を訪問したフランス人は9万6000人にとどまっている。「フランスは自分で観光旅行を組み立てる個人主義の国。好きな場所に泊まり、好きな物を食べるスタイルは、信頼できるミシュラン・ガイドの登場で一層高まるはず」と、JNTOの平田所長は日本への観光客増加に期待を寄せる。
◆ミシュラン・ガイド=1900年、自動車普及のため、道路や宿泊施設の情報を記載した紹介本を運転手に無料配布したのが始まり。この時のガイドの表紙の色が赤だったため、赤本と呼ばれた。緑本の発行は1926年で、現在、両ガイドで世界60か国をカバーしている。「日本紹介に続き、東京を紹介したガイドも早急に発行する」(エルベ・ドギンヌ編集担当部長)予定。
世界的に人気の高い旅行案内書「ミシュラン・ガイド」を発行するフランスのタイヤ・メーカーのミシュラン社が、「日本」を紹介したガイドブックを2007年2月を目指して発行することになった。
1900年の創刊以来、1世紀余の歴史の中で「日本」紹介のガイドブックが発行されるのは初めて。
「日本」紹介のミシュラン・ガイドは、日本政府の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環として国際観光振興機構パリ観光宣伝事務所(JNTO、平田徹郎所長)が、昨年冬からミシュラン社と交渉してきた。
同社は今年秋から数人のチームを日本に派遣、半年間、日本で取材し、その後、パリに戻って約1年間、原稿執筆、編集に当たる。
ガイドブックは、ミシュランの赤本と緑本をミックスした形となる。赤本のように日本各地のホテルやレストランを予算に応じてランク分けするほか、緑本のように歴史や文化、美術、建築、ドライブ周遊コースなど名所案内の情報を盛り込む。
初版は、日本を観光で訪問するフランス人を対象にフランス語で5000部(約450ページ)の発行となるが、将来は英語、ドイツ語にも翻訳する予定だ。
日仏関係では、フランスを訪問する日本人が昨年64万人だったのに対して、日本を訪問したフランス人は9万6000人にとどまっている。「フランスは自分で観光旅行を組み立てる個人主義の国。好きな場所に泊まり、好きな物を食べるスタイルは、信頼できるミシュラン・ガイドの登場で一層高まるはず」と、JNTOの平田所長は日本への観光客増加に期待を寄せる。
◆ミシュラン・ガイド=1900年、自動車普及のため、道路や宿泊施設の情報を記載した紹介本を運転手に無料配布したのが始まり。この時のガイドの表紙の色が赤だったため、赤本と呼ばれた。緑本の発行は1926年で、現在、両ガイドで世界60か国をカバーしている。「日本紹介に続き、東京を紹介したガイドも早急に発行する」(エルベ・ドギンヌ編集担当部長)予定。
(読売新聞) - 6月28日
この最後の部分、「自動車普及のため」と書かれているが、私がかなり昔に聞いた話では、創刊されたころはまだまだ自動車の普及というには一般庶民には手が出ず、タイヤメーカーとしての「ミシュラン」はまだ少ない台数の車に「いかに遠くまで走らせ、いかにタイヤを磨耗させて、タイヤの売上を上げる」ための冊子だったのが創刊のきっかけだと聞いている。ミシュランは直接車を作っているわけではないのだから、この話が本当だと私は思っている。「自動車の普及のため」だなんてーのは、後から付けた美談だろう。
この最後の部分、「自動車普及のため」と書かれているが、私がかなり昔に聞いた話では、創刊されたころはまだまだ自動車の普及というには一般庶民には手が出ず、タイヤメーカーとしての「ミシュラン」はまだ少ない台数の車に「いかに遠くまで走らせ、いかにタイヤを磨耗させて、タイヤの売上を上げる」ための冊子だったのが創刊のきっかけだと聞いている。ミシュランは直接車を作っているわけではないのだから、この話が本当だと私は思っている。「自動車の普及のため」だなんてーのは、後から付けた美談だろう。
これから高級ホテルやレストランで怪しいフランス人グループと通訳らしき人間がつきそっていたりしたら、そいつらはミシュランの調査員かもしれない。ただし、いくらもともと怪しいフランス人といっても、トルシエとダバディだったとしたらそれは別の目的だろう。ホテル・レストラン関係者は注意するように・・・・・・なんてな。あ、サッカー関係者も・・って、だから違うって!