Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

グランパドドゥの04

2005-10-30 21:58:45 | 他のsports全般
 G1レースのオークス、秋華賞に出走し、その後G3中日新聞杯に勝って現在は引退し繁殖牝馬となっている“グランパドドゥ”という馬がいます。
 この馬の名前はバレエの「群舞」からきているのですが、そのお母さんの馬の名前が“スターバレリーナ”。このオシャレなネーミングのセンスからなんとなくずっとグランパドドゥの名前を覚えていました。
 たまにこの名前を思い出し、じゃあ他のスターバレリーナの子どもたちやこのグランパドドゥの子ども達にも同じバレエ系の名前の馬がいるんじゃないかとちょっと調べました。インターネットって調べ物には本当にいい道具です。

 そうしたらやっぱりいました!同じ社台ファーム生産馬でグランパドドゥの半弟、“アンドゥオール”です。グランパドドゥは、父はあのフジキセキ(フジキセキの父はあのサンデーサイレンス)ですが、アンドゥオールは父ブライアンズタイム(つまりナリタブライアンと同じ父)です。“アンドゥオール”とはバレエ用語で「外股で歩いて」の意味で、クラシックバレエの基本ポーズのひとつ。これが完璧にできるか否かによって、そのダンサーのレベルを問うことに繋がるそうです。なるほどこちらもフランス語でなんとなくオシャレな感じがします。
 このアンドゥオールはこれまで全18レース中1着8回、2着4回となかなかのもの。ダート路線なのであまりメインレースのテレビ中継でお目にかかることはないですがG2東海テレビ杯東海ステークスにも勝利しています。ジョッキーはなんと今日天皇賞に勝った松永幹夫です。(検索を思いついた今日に勝っているだなんてこれも偶然!)

 そして、昨年2004年に社台ファームでグランパドドゥの初仔が生まれています。父はG1レース2勝しているブラックホークなので、血統的にはスプリンタータイプになるのでしょうか。この子にどんな馬名を付けられるのかがとても興味あります。その将来の活躍とともに楽しみですね。


 検索中に社台ファームの「馬名の由来」のページを見つけました。他にもいろいろありますねぇ~いい名前が。2・3例を挙げましょう。

 “レアパール”
「珍しい真珠」の意味(このぐらいわかるよねぇ)で、父ジェイドロバリー(ヒスイ泥棒)より付いてます。これもなかなか。

 “サルトリア”
イタリア語で「仕立て屋」の意味で、母の名前がファッションショー。服つながりで。

 “オスカーコレクター”
「オスカー賞を何度も受賞するような名優」。父はメジロマックイーンでアメリカの名優スティーブ・マックイーンから命名され、母はムービースクリーン(銀幕)なので、「映画の最高名誉賞を与えるにふさわしい存在」のようであってほしいとの願いからか。両親から映画つながりでつけられた例。

 ・・・などなど、いろいろ楽しい名前が出てきました。競馬を見る時に「この馬はちょっと変わった名前だけど、どういう意味や由来なのかなぁ?」と考えたりすることも楽しいですよ。


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