「片づけられない女」とADHD

本日２本目のニュースネタです

“片づけられない女”に約4割は共感できる!?
http://news.walkerplus.com/2009/0530/8/


1週間ほど前、『片づけられない女』の代表として、
ADHD女性の特集をやっていたのが印象に残っている。

ADHD・ADDとは注意欠陥障害。
前頭葉の神経伝達物質に原因があるらしい。

うっかりやケアレスミスの頻度が凄まじく、
考えられないような失敗を連発することが特徴。

特に苦手とされるのが、掃除と事務作業だという。
事務書類１枚で、何十箇所もミスをしたり、
掃除をしてるつもりなのに、
ゴミ御殿のように散らかしてしまったりするという

----------【ADHDやADDに多いつまずきパターン】--------
．メモをとっても覚えられなかったり、約束を忘れる。
．真剣にやってるのに、ぼんやりしてるように見られる。
．大事なものを、よくなくす
．指示に従えない（反抗しているのではないのに）
．聞こうとしてるのに、話を聞けない
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このため、「自分がダメ人間だ」と自信を失い、
うつ病を併発するという、最悪のケースも少なくないとか。

一方で、得意なことへの集中力は神がかり級で、
人間ばなれした才能を発揮することも多い
現に、ニュートンやエジソン、モーツアルト等も
ADHDだったという説が有力だ。

荒っぽい言い方をすれば、
世界史に名を残した芸術家・科学者の多くは、
ADDかADHDか自閉症だとも言える

「ADHDやADDというのは、
得意なことと苦手なことの差が極端なだけだ」
と表現した人がいたが、まさにそのとおりだろう。

また、社会に出るとつまづきがちのADHDも、
学生の頃には、「ちょっと変わった面白い人」として
人気者になるケースも多いそうである


そんな、ADHDという現象の知名度……まだまだ低いといわざるを得ない。

先週のテレビを見ていても、
急ピッチでの『ADHDの周知』が欠かせない問題だと思った。

もし、目の前の人、あるいは自分がADHDだとわかれば、
掃除のやり方を工夫することが可能であるし、
事務作業は、他の人に振ってしまうということもできよう。

そして、
持ってないものや短所を嘆くのではなく、
長所を見つけて伸ばすことに、全力を挙げるればよい
という、いい意味の開き直りにもつながるだろう。


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【通り雨の旅路（本館）】
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