「どうもありがとう」
母はいつもそう言ってくれる。
介護地獄の愚痴というか、悲鳴のような記事を
何回も書いてしまっているけれど、被介護者からの
暴言などがないことは恵まれているのかもしれない。
尤も、言い方を変えれば、
あんな人格者(親バカならぬ子バカです)でさえ、
介護するのは地獄なのだということだ。
介護者へのもっともっと手厚い支援体制、
早急に整えて欲しいものである。
日本の自殺者は減少しているものの、
介護苦の自殺は横ばい、つまり、
介護苦が占める割合は増えていると言うことがわかる。
母のケースでは、手足はまったく効かないものの、
認知症はまったくないと書いた。
だが、ここ数日急にボーっとしてきたように感じる。
噛むことはできても、嚥下もしにくくなった。
話すのもだんだん厳しくなってきている。
ALSの患者さんでは、
文字盤+目の動きで
コミュニケーションを取ると言う方法が使われる。
だが、PSP(進行性核上性麻痺)では、
末期に目の動きが阻害されるのでそれも難しいことが多い。
いったいどうしたものか……。
※母はPSPと明確には診断されていません。
物的証拠をもって診断されたのはPD(パーキンソン病)ですが、
進行があまりに早く、薬が効かないので
PSPやCBD(大脳皮質基底核変性症)の混在が疑われている次第です。
ウチの母も進行性核上性麻痺と診断されて3年。介助なしでは動けない状態です。
口も回らなくなってきたのでブザーを設置してますが、10分おきに呼びつけられて、かなり参って来ており、施設も視野に入れるべきか‥と悩みながらネットで色々検索してこのブログに辿り着きました。
同じ症状、かつウチの母親の兄(伯父)もパーキンソン病を患っており、状況がよく似ていたので思わずコメントしてしまいました。
お気持ちよく分かります!
本当に酷い病気‥とは分かっていても、苛立ちは半端ないですよね‥
はじめまして、コメントありがとうございます。
母のケースではもっと進行が速く、
自転車を乗っている状態から一年足らずで
寝たきりになりました。
母にも笛やタンバリンを持たせることを考えましたが、さすがに今のペースで呼ばれたらこちらが持たないと躊躇しています。
この前の月曜日に病院に行き、睡眠導入剤を処方してもらったところ、とりあえず夜だけは少しスムーズに寝てくれるようになりました。ただ副作用も大きく、昼間もボーっとしたりうとうとしたりで、食事もあまりできなくなり、またしても難しい選択を迫られそうです。