生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

お節介は犯罪並みに恥なり

2022-04-05 | 雑記

立て続けにtwitterで見たニュース。

1.大阪市にて。救急隊員が患者を搬送後、
コンビニでアイスを買っていたというクレームが入った。

2.多目的トイレから出ると
「多目的トイレは子ども連れ優先です。
一般の人は普通のトイレを使ってください」
と子ども連れに注意された。

 

嗚呼、日本人はどこまでお節介で
「勘違い正義マン」が多いのだろう……。

患者搬送後なら、アイスを買おうが
うまい棒を買おうが別にいいではないか。

前提として、多目的トイレは誰でも使うことができる。
一般の人に見えてもオストメイトかもしれない。

敢えて優先度に言及するならば、
子ども連れより車椅子利用者の方が優先度が高くないか?


キレイゴト一切なしで言えば、
どこの馬の骨かわからん輩に「注意」なんてされたら
不快感しかないだろう。
仮に自分に落ち度があることが理解できても……。

ギリギリ許されるのが「お願い」ではないだろうか。


私も仕事上、赤の他人への「指導」を行ったことがあるが、
すみません(←Excuse meを忘れずに)
ここは条例により
●●というルールになっていますので(←根拠を明確に)
▲▲をお願いいたします(←あくまでお願いする)
という雛型を守ればこじれる確率は極めて低い。

相手を不快にさせない「お願い」をするコミュ力すらないなら
出しゃばるべきではない、黙ってろと思う。
「勘違い正義マン」ほど恥ずかしいものはない。

……とはいえ、私も歩きタバコを見かけると
後ろから日本刀で斬りつけたくなるけれども笑

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「お看取り」という言葉

2022-04-05 | パーキンソン症候群/闘病・介護

またしてもサリンを製造するような格好で
母のところに向かう。

●これまでの経緯等
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/9ae02c6b3562a3d220b88b44856f18a8 

今日も母は言葉を発すことができなかったが、
視線は動いていることに安心する。
反応としては、先週よりよい印象を受けた。

しかし、面会後に通された部屋で
「お看取り」という言葉が出て
改めてショックを受ける。
書類にもそう書かれている。

一緒にいた父は「もう諦めてください」
と言わんばかりの流れにむっとしていたそうだ。

元気な頃から母は、延命治療は辞めて欲しいと言っていた。
現状を見ても、手足がまったく動かず、
口もきけない状態での延命はいかがなものかと思うから、
たしかに「お看取り」という選択でよいとは思うのだが……。
(苦痛の少ない胃瘻設置まではお願いした)

書類を作らなければいけない事情もわかる。
説明責任を果たそうとしてくださっているのもわかる。
だが、なぜあんなにはっきりと言うのか、もやもやした。

面会したときに唇からの出血が気になった。
唇が荒れてしまっていると思ったが、
全身に出血傾向が出ていて、
脳出血を起こしている可能性すらあるという…………。


元気なうちにオーストラリアやシンガポール、道東へは
連れて行ってあげられてよかった。
神経難病とは言えども、あまりにも進行が早過ぎる。
下手すれば、
最悪とされるALS(筋萎縮性側索硬化症)以上の進行スピードだ。

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