国連の安全保障理事会は8月5日、北朝鮮が7月に実施した2回の大陸間弾道ミサイル
(ICBM)発射を受けて、新たな制裁決議を全会一致で採択した。
これにより年間30億ドルに相当する同国の輸出の3分の1を削減できるという。
米国が提出した決議は、石炭や鉄鉱石、海産物などの輸出を禁止するほか、
海外で働く北朝鮮労働者を現在の水準から増やすことや北朝鮮との新たな合弁事業などを
禁じている。
2012年8月12日のABCテレビ(6ch)早朝の番組で制裁内容を簡潔に纏めて
パネルにされていましたので添付させていただきます。
しかし毎日新聞の8月20日の電子版の報道によれば下記のようであり、中国は石炭の
北朝鮮からの輸入をしたもののベトナム、マレーシアが北朝鮮からの石炭などの輸出を
受け入れているため効果を上げていないのが現状である。
「核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮が、国連安全保障理事会で制裁対象になっている
石炭の輸出先を中国からベトナムやマレーシアなど東南アジア諸国に切り替えている。
安保理関係者が北朝鮮制裁委員会に提出された中間報告書の概要を明らかにした。
中国による禁輸措置を受け、東南アジアなどの新市場開拓を急いでいる実態が浮かび上がった。
また、北朝鮮が石炭や鉄鉱石などの輸出で今年2月以降の半年間、約2億7000万ドル
(約295億円)の収入を得ていたことも判明。大陸間弾道ミサイル(ICBM)などに
使用される可能性がある固体燃料工場とみられる施設の存在も指摘し、
北朝鮮の核・弾道ミサイル開発の急速な進展に危機感を示している。」
日本政府は7月28日の閣議で次のよう制裁内容を実施するとしている。
「弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への独自制裁として、資産凍結の対象を広げる措置を実施。
北朝鮮の核・ミサイル開発のためのマネーロンダリング(資金洗浄)にかかわった中国の丹東銀行
など5団体・9個人を追加した。核・ミサイル開発の資金源に打撃を与える狙いがある。」
米政府は6月、対北朝鮮制裁の一環で丹東銀行などを資産凍結の対象に指定し、米金融機関との
取引を禁止しています。
北朝鮮にとって一番いやな中国からの石油供給の禁止についてはまだ不実施のままである。
本日(2017-8-21)から8月31日まで米韓合同軍事演習で北朝鮮は神経をとがらせており
ミサイルの発射が繰り返されることも予測されています。
北朝鮮ミサイル発射、核実験のXデイの候補として8月25日の「先軍政治」始めた記念日、
9月9日の建国69年記念日などが挙げられています。
関連ブログ:北朝鮮の新型潜水艦の製造拠点 新浦市
北朝鮮のミサイル
関連サイト:CNNのサイト
NYTの報道
(ICBM)発射を受けて、新たな制裁決議を全会一致で採択した。
これにより年間30億ドルに相当する同国の輸出の3分の1を削減できるという。
米国が提出した決議は、石炭や鉄鉱石、海産物などの輸出を禁止するほか、
海外で働く北朝鮮労働者を現在の水準から増やすことや北朝鮮との新たな合弁事業などを
禁じている。
2012年8月12日のABCテレビ(6ch)早朝の番組で制裁内容を簡潔に纏めて
パネルにされていましたので添付させていただきます。
しかし毎日新聞の8月20日の電子版の報道によれば下記のようであり、中国は石炭の
北朝鮮からの輸入をしたもののベトナム、マレーシアが北朝鮮からの石炭などの輸出を
受け入れているため効果を上げていないのが現状である。
「核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮が、国連安全保障理事会で制裁対象になっている
石炭の輸出先を中国からベトナムやマレーシアなど東南アジア諸国に切り替えている。
安保理関係者が北朝鮮制裁委員会に提出された中間報告書の概要を明らかにした。
中国による禁輸措置を受け、東南アジアなどの新市場開拓を急いでいる実態が浮かび上がった。
また、北朝鮮が石炭や鉄鉱石などの輸出で今年2月以降の半年間、約2億7000万ドル
(約295億円)の収入を得ていたことも判明。大陸間弾道ミサイル(ICBM)などに
使用される可能性がある固体燃料工場とみられる施設の存在も指摘し、
北朝鮮の核・弾道ミサイル開発の急速な進展に危機感を示している。」
日本政府は7月28日の閣議で次のよう制裁内容を実施するとしている。
「弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への独自制裁として、資産凍結の対象を広げる措置を実施。
北朝鮮の核・ミサイル開発のためのマネーロンダリング(資金洗浄)にかかわった中国の丹東銀行
など5団体・9個人を追加した。核・ミサイル開発の資金源に打撃を与える狙いがある。」
米政府は6月、対北朝鮮制裁の一環で丹東銀行などを資産凍結の対象に指定し、米金融機関との
取引を禁止しています。
北朝鮮にとって一番いやな中国からの石油供給の禁止についてはまだ不実施のままである。
本日(2017-8-21)から8月31日まで米韓合同軍事演習で北朝鮮は神経をとがらせており
ミサイルの発射が繰り返されることも予測されています。
北朝鮮ミサイル発射、核実験のXデイの候補として8月25日の「先軍政治」始めた記念日、
9月9日の建国69年記念日などが挙げられています。
関連ブログ:北朝鮮の新型潜水艦の製造拠点 新浦市
北朝鮮のミサイル
関連サイト:CNNのサイト
NYTの報道