2019年8月20日(火)21:00、NHKのEテレで放送の趣味どきっ! 魔界めぐり 第3回
「百鬼夜行 都人への復讐」を視聴しました。
番組の概要
魔界めぐり京都編、今回は「百鬼夜行」と呼ばれる妖怪たちが夜出没!?という伝説がある
一条通りを講師の京都先端科学大学人文学部教授、佐々木高弘さんと金子貴俊と山崎怜奈が歩く。
今回の魔界めぐりは、京都の町中でも超ディープな伝説が残るエリア・一条通りが舞台。
かつて百鬼夜行と呼ばれる妖怪たちが出没したという大将軍商店街では、ユーモラスな妖怪
たちに遭遇。通りは妖怪ストリートとして街の活性化に活かされています。
一歩路地裏に入れば、あちこちの民家の隅に、魔よけの印が見つかります。今も魔物を恐れ、
かつ彼らの発するメッセージを戒めとして京都の人々の暮らしています。
語りは松元真一郎
百鬼夜行絵巻
上の5枚の写真は土佐光信の作と伝わる大徳寺真珠庵蔵「百鬼夜行絵巻」
上の写真は妖怪ストリートの資料室に展示の百鬼夜行絵巻の模写本
安倍晴明と晴明神社
百鬼夜行の行列に遭遇すると生きて帰れないという言い伝えがある。
したと伝えられている。
上の3枚の写真は安倍晴明像と安倍晴明神社
魑魅魍魎(ちみもうりょう)
魑魅魍魎というと、現在では物の怪の総称と考えられています。
Wikipediaによれば
赤黒色の皮膚をして、目は赤く、耳は長く、美しい髪と人に似た声をしている。
では水沢の神とされる。
現代においては、政治家では無く政治屋(特に国会議員)を指す言葉として使われている。
付喪神
つくも神(つくもがみ)とは、日本に伝わる、長い年月を経た道具などに神や精霊(霊魂)
などが宿ったものである。人をたぶらかすとされた。
現代では九十九神と表記される場合がある。
百鬼夜行の鬼は長い年月をかけて命を得た道具などの付喪神が都を離れる時の行列と
考えられていた。道具ばかりでなく狐や狸も百年生きると妖怪になる。まさにあらゆる
ものが「物の化」になる可能性を秘めている。
大将軍八神社
大将軍八神社は京都の西北を守る神社である。
上の3枚の写真は大将軍神社
御祭神は(Wikipediaによれば)
上の3枚の写真は方徳殿に保管されている神像
神像79体は昭和47年(1972)5月30日に国の重要文化財に指定
文化財を収めた方徳殿という建物があり、毎年5月1日~5月5日と11月1日~11月5日には
一般に公開されている(その他の日は予約制)
妖怪ストリートの妖怪たち
上の写真は妖怪ストリートの店頭に展示の妖怪(ゆるきゃら)
訪問地の地図
関連サイト:
国会図書館デジタルアーカイブ 百鬼夜行絵巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2540972
おわりに
今後、近未来に現地を訪問したいと思っています。