2022年3月29日に多井畑(神戸市須磨区)の正蔵院を訪問し写真を撮ってきました
ので紹介します。
前にも訪問したことがあるのですがブログ記事とするのは初めてです。
正蔵院の基本情報
住所:神戸市須磨区多井畑字西所18 TEL:078-741-0003
宗派:真言宗 山号:福聚山 創建:建久9年(1198)
御本尊:昔は如意輪観世音菩薩であったが大火で焼失し現在は薬師如来坐像
所在地のGoo地図を添付しておきます。
正蔵院は旧多井畑村の地域で現存する唯一の寺院です。
天保9年(1838)3月2日の多井畑村の大火で本尊や建物、古文書が焼失しています。
弘化2年(1845)11月に56坪の本堂が再建されました。昭和61年(1986)に改築。
江戸時代、多井畑は備中浅尾藩の蒔田氏の領地であった。岡山県総社市に陣屋があった。
明治16年(1883)1月調査の多井畑村の戸数は81戸、人口396人(男210人、女186人)
出典は「兵庫懸地誌」八部郡地誌・多井畑村誌
上の写真は道路から観た福聚山 正蔵院の外観
上の写真は境内の中景
上の写真は境内の弘法大師立像
上の写真は境内社
上の写真は墓地(前所墓地)の無縁墓碑 江戸時代に建立されたと思われる一石五輪塔が多い
一石五輪塔は源平合戦の霊を鎮魂するためのものと言われています。
この墓地には多井畑地区の名家である鷲尾家、兼弘家、岩井家、森本家、大塚家、中野家
渋谷家などの墓碑があります。
上の写真は墓地から観た多井畑地区の家並
中央の背後は多井畑厄神。奥に横尾山も写っています。