2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。
姫路市林田町散策記シリーズの第10回として大庄屋旧三木家住宅をお送りします。
今回で本シリーズの最終回とします。
訪問した2023年4月19日は水曜日で林田大庄屋三木家住宅は閉館日であったので写真は
外から撮ったもので内部の写真は撮れませんでした。そこで、内部については
リーフレットを活用してバーチャル訪問としました。
上の写真は林田大庄屋三木家住宅の入口部(長屋門)
上の写真は現地説明板
上の2枚の写真は林田大庄屋三木家住宅の別の門と塀
門は藩主を迎え入れるための御成門 だそうです。
林田大庄屋三木家住宅の基本情報
住所:姫路市林田町中構74番地 TEL:079-261-2338
公開日:金曜日から月曜日 及び祝日
公開時間:10:00~16:00
観覧料:大人310円(250円)、高校生・大学生210円(160円)、小学生・中学生100円(80円)
( )は20人以上の団体料金
上の写真は林田大庄屋三木家住宅の内部の主な建造物の平面図と写真
出典:林田大庄屋三木家住宅のリーフレット
上の2枚の写真は上述の平面図の各番号の建物の概要説明
出典:林田大庄屋三木家住宅のリーフレット
主屋他6棟の建物は、平成2年(1990)兵庫県指定重要有形文化財に指定
上の写真は保存修理前の主屋と現在の主屋
出典:林田大庄屋三木家住宅のリーフレット
「保存修理は平成10年(1998)12月の長屋門解体修理から始まり、平成20年度(2008)に
主屋ほか県指定建物6棟すべての工事を終え、平成21年(2009)の庭園整備で完了した」とのこと。
以上の文は林田大庄屋三木家住宅のリーフレットより引用
林田大庄屋三木家住宅について
三木家は、英賀城主三木氏の出自と伝えられるが、1580年(天正8年)、羽柴(豊臣)秀吉
による播州侵攻により英賀城が落城し、一族は各地に逃れ、当家は林田に来て帰農し、
江戸時代を通じて林田藩の大庄屋を務めた。
屋敷地は約4,200m2を占め、敷地内には主屋、長屋門、引き続き矩折れに長屋、
土蔵(米蔵、内蔵、新蔵)の6棟の他、屋敷神、裏門等が存し、周囲は土塀で囲まれ、
南西には園池が広がっている。
三木家住宅は現在地から300mほど北にあった林田藩陣屋の門前に立地していたが、
その場所では牛馬の往来が激しく糞尿で門前を汚すため、三代目当主の三木定久の代、
寛永20年(1643)に現在地に移されたと古文書に記載されている。
シリーズ「姫路市林田町 散策記」を書き終えて
長い時間を要したがシリーズ記事を何とか完結させることができました。
当日(’23年4/19)は雨の中の散策で大変であった。
姫路市林田町の散策を終えた後は歩いて姫新線の東觜崎駅(たつの市) まで行った。
途中で揖保乃糸素麺資料館と素麺神社に寄ったこちらは個別にブログ記事を作成しようと
思っています。ご期待ください。