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五色塚古墳への訪問記 on 2024-9-24

2024年09月25日 05時13分33秒 | 神戸情報
2024年9月24日、久しぶりに五色塚古墳に行ってきましたので写真紹介します。

上の写真は駐車場付近から撮った五色塚古墳と小壺古墳(右手の円墳)
上の写真は階段から撮った後円部の葺石
斜面には葺石(ふきいし)が葺かれその数は223万個 重量にして2,784トンあります。
上の写真は後円部の埴輪群と背景の明石海峡大橋
埴輪は総数2,200本と推定されています
上の写真は後円部の東側の埴輪群



上の2枚の写真は後円部より後方部を撮った遠景

上の写真は小壺古墳

上の写真は入口部
五色塚古墳の整備50年の旗が掲げられていました。

上の写真も入口に入ってすぐの写真
上の写真は垂水観光大使「ごしきまろ」


上の2枚の写真は2026年春に完成予定の五色塚古墳ガイダンス施設のイメージ
金網のの中にこの施設が建設されます。
上の写真は現地管理事務所内の展示
上の写真はこうべ花時計のモチーフとなった五色塚古墳

現地説明板



整備前の写真

上の写真は1960年以前の五色塚古墳

上の写真は1966年頃の五色塚古墳

五色塚古墳の住所及び見学の案内
神戸市垂水区五色山4丁目1−22 (現地管理事務所)
 現地管理事務所のTEL:078-707-3131(団体の見学申し込み等)
開園時間:9:00~17:00 入園料:無料
休園日:毎週 月曜日、年末年始

Googleマップを添付しておきます。




リーフレット
 2020goshikiduka_leaflet.pdf (kobe.lg.jp)

五色塚古墳の概要
 五色塚古墳は3段構築の前方後円墳で、全長194m、高さは前方部で11.5m、
 後円部で18mである。
 (上段の長さは約150m中段の長さは約170m下段の長さは約194m)
 後円部の直径は墳頂で約30m、段部で約72m中段で約100m、下段で約125mである。
 兵庫県下で最大の古墳である。築造年代は4世紀末と推定されています。
 被葬者は明石海峡及び海陸交通を支配した豪族と推定されています。
 斜面には葺石(ふきいし)が葺かれその数は223万個 重量にして2,784トンあります。
 葺石は下段のほうは地元の古墳周辺から集められた小石で上段部になると大きなものだと
 直径30cmくらいにもなり淡路島から運ばれてきたと推定されています。
 「日本書紀」に「仲哀天皇の偽陵をつくる為に淡路島から船で運んだ」との記述あり。
 葺石は太陽光を乱反射する効果をもたらし、明石海峡を往来する船からよく見えたようです。
 五色塚古墳は奈良県にある佐紀陵山(さきみささぎやま)古墳(全長208m、高さ約20m)と
墳形が似ています。埴輪においてもその関係性が指摘されておりヤマト王権と深い関係に
あると考えられています。
 さらに出土した埴輪は総数2,200本と推定されています。
但し、昭和40年(1965)~昭和49年(1974)の発掘調査で取り上げられてたのは600本で
 600本のうち約半数を2002年から2004年にかけて接合復元。その結果円筒埴輪、
 朝顔形埴輪48本を復元。これらは2010年度に国の重要文化財に指定
 五色塚古墳の西側には直径60メートルの円形の「小壷(こつぼ)古墳」があります。

上の写真は五色塚古墳の構造と寸法が入ったパネル 
令和3年(2021)度、神戸市埋蔵文化財センター春季企画展 国史跡「五色塚古墳の歩み」 
の展示より


垂水歴史館で掲示の整備前の写真 




上の2枚の写真は復元前の五色塚古墳 昭和39年(1964)
撮影:2024年1月27日
出典:垂水センター街 特別展示 垂水歴史館

過去に入手した説明パネルなどの写真















五色塚古墳と小壺古墳をイメージして作られたベンチ

上の写真は神戸市垂水区役所が入っているビル「レバンテ2号館」の1階に最近、設置された
五色塚古墳と小壺古墳をイメージして作られたベンチ 撮影:2024-4-9

上の写真は2024年4月?に設置のベンチに関する説明パネル

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