神戸新聞の2面に「今日は何の日」が掲載されており、毎日、楽しみにしています。
明治32年(1899年)7月17日は居留地が返還された日と紹介されていました。
治外法権を撤廃する内容の新条約が発効した日でもあります。
関税自主権の撤廃は1911年。
神戸港の開港は1868年1月1日(慶応3年12月7日)で開港時に外国人居留地は整備されなかった
ものの順次、整備が進み神戸市発展の礎となった。
外国人居留地の運営は下記のようにされていたが居留地返還により変化があった。
1)居留地会議・居留地行事局 →解散
2)居留地の維持・管理 →兵庫県・神戸市へ
3)居留地警察 → 解散
4)居留地消防 →ボランティアは解散
最後に神戸の居留地返還の写真及び明治期の居留地を添付して筆を置きます。
出典:神戸市制120周年記念「神戸 あのまち、あの時代」(2009)
神戸居留地返還に際し病気の居留地会議議長に代わってA.C.シムが署名した
上の写真(地図)は明治35年(1902)12月10日 清水吉康 著 川上乾一 発行
田村豊盛堂 出版社の大阪全図の中の付属図で神戸市街地の当時の地図です。
田村豊盛堂 出版社の大阪全図の中の付属図で神戸市街地の当時の地図です。
コメントありがとうございました。