2021年12月10日21時、NHK BSPで放送の新日本紀行「東京のアメリカ」を視聴しました。
その中で東京都に米具基地関係の施設が7つあることが紹介されていましたので
レビューしたいと思います。
上の写真は東京都にある7つの米軍関連施設の一覧を示したものです。
1.横田基地 Yokota Air Base 施設番号:FAC3013
旧日本陸軍多摩飛行場。東京都の多摩地域に位置する米空軍基地で主に輸送基地
として使用されています。在日米軍司令部や第5空軍司令部などが置かれています。
上の写真は横田基地の位置をGoogle地図に表したもの滑走路は約3,350mあるそうです。
上の3枚の写真は旧陸軍多摩飛行場時代の航空機など施設の概要
12月29日から1月5日までに新たに横田基地関係者の57人が新型コロナウイルスに
感染しているというニュースが流れています。
上の写真は全国の米軍基地での感染者数 米国本土では95%がオミクロン株に移行
しているとのことなので米軍基地でも大半がオミクロン株の感染者であると思われます。
尚、全国の米軍基地関連施設は128箇所あるそうです。
出典:2022年1月6日、朝の6chテレビ放送より
上の写真は1月6日(木)18:00現在の全国コロナ感染者数で明らかに米軍基地での
感染の影響を受けていると思われます。
出典:NHK総合テレビ 1月6日 19:00からのニュース番組より
上の2枚の写真は新規感染者数の推移とオミクロン株の確認に関するデータなど
第6波が確実に来ていると思われます。
出典:1月7日(金)4:50からのNHK総合テレビ「時論公論」
上の写真は政府が発表した医療体制の拡充計画
オミクロン株での重症化率はデルタ株の3分の1とされているが第6波では第5波の
最多感染者数約2.6万人を大きくオーバーすることが考えられ、基本的な感染対策や
人流抑制などの対策を早めの判断が求められています。
保健所の人員強化(平時の3倍)も政府・自治体は手を打ったとしているが実効性が肝心。
出典:1月7日(金)4:50からのNHK総合テレビ「時論公論」
2.赤坂プレスセンター Akasaka Press Center 施設番号:FAC3004
旧日本陸軍駐屯地。都立青山公園に隣接しています。現在は、ヘリポート、星条旗新聞社、
独身将校宿舎、ガレージとして使用されています。
上の写真は赤坂プレスセンターの位置をGoogle地図の上に示したもの
番組では星条旗新聞社の新聞を印刷する日本人従業員の奮闘ぶりが紹介されていましたが
写真が撮れず。
3.大和田通信所 Owada Communication Site 施設番号:FAC3056
旧日本海軍気象通信所。清瀬市と埼玉県新座市にまたがる受信通信施設で、基地内には
パラボラアンテナ、LPアンテナなどのアンテナが立ち並んでいます。
4.ニューサンノー米軍センター New Sanno U.S.Forces Center 施設番号:FAC3185
山王ホテル士官宿舎(昭和21年に米軍が接収)の代替施設として、昭和58年(1983)
に米軍に提供され、会議及び宿泊施設として使用されています。日米地位協定などについて、
日米間で協議を行う日米合同委員会は、ここで開催されています。
5.多摩サービス補助施設 Tama Service annex 施設番号:FAC3019
旧日本陸軍多摩火工製造所。接収当時は弾薬庫として使用されていましたが、現在は、
ゴルフ場、キャンプ場、野外スポーツ施設等を備えた、米軍人とその家族のための
レクリエーション施設となっています。
6.羽田郵便管理事務所 Haneda Air Mail Control Activity Office
東京国際空港に到着する米軍郵便物の管理・連絡調整業務を行っています。
7.硫黄島通信所 Iwo Jima Communication Site 施設番号:FAC3181
昭和43年(1968)、小笠原諸島の日本復帰後、引き続き米軍に提供されました。現在は、
通信所機能は使用されておらず、海上自衛隊の揚陸場や滑走路を共同使用しています。
平成3年(1991)からは米空母艦載機による着陸訓練(FCLP)が暫定実施されています。
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