標題と同じ真性寺の地蔵菩薩をテーマに2007年に下記のブログ作製しています。
真性寺 江戸六地蔵 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
江戸六地蔵第3番眞性寺銅造地蔵菩薩像 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
この時の写真を利用して再度纏めてみました。
真性寺の基本情報
住所:東京都豊島区巣鴨3丁目21−21 TEL:03-3918-4068
宗派:真言宗豊山派(長谷寺の末寺) 山号:医王山 院号:東光院
御本尊:薬師如来
上の写真は真性寺の本堂を横斜めより撮ったものです。
上の写真は銅造地蔵菩薩坐像(東京都指定文化財)の拡大版
Wikipediaでは次のように解説されています。
頭部は前後に、体部は15個の部材に分けて鋳造し、鋳掛けや鋲止めなどで接合している。このように別々に鋳造した部材同士を組み上げる技法は、江戸時代の大型像によく見られ、像の制作や運搬の労力を減らすことが出来る合理的で優れた技法である。毎年6月24日には、江戸六地蔵の供養のために「百万遍大数珠供養」が行われる。
上の写真(真性寺)の左が江戸六地蔵の1つ銅造地蔵菩薩座像です
高さ2.68m。正徳4年(1714)ごろの建立とのこと
製作者は神田鍋町の鋳物師太田駿河守正儀。
江戸六地蔵は宝永3年(1706)に地蔵坊正元(しょうげん)が発願し、民衆から
多くの寄進を受けて造立されました。
上の写真はスタジオワーク著「仏像とお寺の解剖図鑑」(2016)のPage90で
真性寺の地蔵菩薩を解説したものです。
また江戸六地蔵は下記のとおりである。
1)東海道:品川寺
2)甲州街道:太宗寺
3)奥州街道:東禅寺
4)水戸街道:霊厳寺
5)千葉街道:永代寺
6)中仙道:真性寺
猫の足あとさんが江戸六地蔵を上手くまとめられていますのでリンクさせていただきました。
江戸六地蔵の案内 (tesshow.jp)
6地蔵は地蔵菩薩の像を6体並べて祀った六地蔵像
お寺の中にあることが多い。
六道輪廻の六道(地獄,畜生,餓鬼,修羅,人,天)の夫々を6種の地蔵が救うと
することから6体の地蔵菩薩像が祀られる。
1)檀陀地蔵又は金剛願地蔵
2)宝珠地蔵又は金剛宝地蔵
3)宝印地蔵又は金剛悲地蔵
4)持地地蔵又は金剛幢地蔵
5)除蓋障地蔵又は放光王地蔵
6)日光地蔵又は預天賀地蔵
六地蔵像は墓地の入口などに祀られている場合と街道筋に祀られていることが多い。
京都の六地蔵は以下のとおりである。
1)奈良街道:六地蔵の大善寺(伏見地蔵)
2)西国街道:上鳥羽の浄禅寺(鳥羽地蔵)
3)丹波街道:桂の地蔵寺(桂地蔵)
4)周山街道:常盤の源光寺(常盤地蔵)
5)若狭街道:鞍馬口の上善寺(鞍馬口地蔵)
6)東海道:四ノ宮の徳林庵(山科地蔵)
上記の京都六地蔵を回る「六地蔵めぐり」が毎年8月22日から23日に開催されます。
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