2022年2月24日にロシア軍がウクライナ領土へ侵攻してから既に4か月が経過しました。
種々の報道機関などから今後どのようなシナリオが考えられるか報道されています。
これらの中からいくつかのシナリオをピックアップしてみました。
下に添付のYoutube動画はテレビ東京の豊島晋作氏によりロシア軍がウクライナ侵攻した直後に解説された今後のシナリオです。
ロシア侵攻後のシナリオを緊急解説~全面戦争か”落とし所”か〜ウクライナ危機【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2022年2月24日)
4か月経過した現在ではウクライナが徹底抗戦をしていて全面戦争状態となっています。
読売新聞の速報版(下記サイト)では最近の戦況を順次伝えています。
【随時更新】ロシア軍、ウクライナに侵攻…最新ニュース・速報まとめ : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
最新の戦況(BBCの報道)
最近のロシア-ウクライナ戦争に関して、6月26日12時前のJNNニュースの報道内容を写真紹介します。
ロシア国防省は6月25日セベロドネックと近郊の町を完全に制圧したと発表しています。(上の2枚の写真)
ウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦の姿勢を改めて発信しています。
同じく、6月26日のJNNのニュースではロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシンコ大統領が会見しロシアがベラルーシにミサイルシステムで核弾頭を搭載可能な「イスカンデルM」を引き渡す事を明らかにしました(下の3枚の写真)
また、最近の新たな火種となりそうな下記の事象が発生しています。欧州連合(EU)の制裁の一環として、リトアニアが自国経由でロシアのカリーニングラード地方へ向かう物資の一部輸送を禁止したことから、ロシアが強く反発している。カリーニングラードはロシアの重要な軍事拠点だが、NATO加盟国のポーランドとリトアニアに挟まれた飛び地だ。制裁の報復として、親ロシアのベラルーシとカリーニングラードを結ぶスヴァウキ回廊をロシアが攻撃するのではないかと懸念されている。
リトアニアはNATOに戦力増強を求めています。
スヴァウキ回廊については下記ブログを作成しています。
ロシア-ウクライナ戦争の今後の見透しに関して
6月3日付けのBBC(原文)では次の5つのシナリオを報じています。
BBCの日本語版では次の様に纏めています。
シナリオその1 「消耗戦」
ロシアとウクライナの両軍がお互いをひたすら消耗(しょうもう)させ続け、戦争は数カ月、もしくは数年続くかもしれない。
シナリオその2 「プーチン氏が停戦を宣言」
もしもプーチン大統領が一方的な停戦を宣言して、世界をあっと言わせたらどうなるのだろう? その時点までに獲得した領土を手に、「勝利」を宣言することもできる。
シナリオその3 「戦場で膠着」
仮に、ウクライナもロシアも、軍事的にはこれ以上何も達成できないと結論し、政治的決着に向けて交渉を開始したとしたら?
シナリオその4 「ウクライナにとっての『勝利』」
あらゆる不利な状況をものともせず、ウクライナは勝利と呼べる状態に近いものを達成できるのだろうか? 侵略開始前の位置まで、ロシア軍を押し戻すことができるのだろうか?
シナリオその5 「ロシアにとっての『勝利』」
それでは、ロシア「勝利」の可能性はどうか。
開戦当初にはつまずいたものの、ロシアはいまだに首都キーウを掌握し、ウクライナの大半を支配しようとしている。多くの西側当局者はこう強調する。「そうした最大値の目標は、今も据え置かれている」と、西側政府筋の1人は言う。
更に詳細は下記サイト
【解説】 ウクライナでの戦争の結末は、5つのシナリオ 開戦から100日過ぎ - BBCニュース
アメリカのシンクタンク「アトランティック・カウンシル」は、5月末、戦況によって状況が変化するため断定はできないと前置きしたうえで、今後考えられる展開について3つのシナリオを提示しました。
シナリオ1.「ウクライナは徐々に追い込まれていく」
シナリオ2.「ロシアは戦果を得ることができない」
シナリオ3.「ウクライナがほぼすべてを取り戻す」
更に詳細は下記サイト
ウクライナ侵攻4か月 終結への道筋見えず 今後のシナリオは | NHK | ウクライナ情勢
読売新聞が報道した3つのシナリオ
<1>ロシアが占領地域の「編入」も
<2>ウクライナの有利な状況で停戦協議
<3>数年にわたる長期戦
更に詳細は下記サイトへ
ウクライナで今後想定される3つのシナリオ…ロシア侵攻4か月(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
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