9月6日(日)、南風原町の島ぐるみ会議の学習会に呼ばれ、辺野古の話をさせていただいた。参加者は80名近くで盛況。南風原の島ぐるみ会議は、8月初めに結成されたばかりだというが、シュワブまでのバスも出し、熱心な運動を続けておられる。
「1ケ月間の集中協議終了後、辺野古はどうなるのか?」、「集中協議終了後、防衛局はどのような強行手段に出るのか?」、「それを阻止するための県の方策は?」などについて、私なりの考えを説明させてもらった。2時間近く、ぶっとおしで話をしたため、後の質疑応答の時間が少なくなってしまい申し訳なかったが、思っていることはほとんど話すことができた。
数人の方から質問があった。最初の方の質問は、「翁長さんは、本当に埋立承認を取消すでしょうか?」というものだった。私は、「いずれ取消しをされることは間違いないと思います。ただ、タイミングの問題があって、遅くとも国連での演説までに取消しを宣言されるかどうかは少し危惧しています。」と答えたが、やはり多くの県民が知事の埋立承認の取消しの遅れにかなりの危機感を持っているようだ。
最近のタイムスや新報の社説も、「知事は協議決裂後、速やかに埋立承認の取消しを!」と指摘している。翁長知事にもこうした県民の声は届いているはずだが、いったいどうされるつもりだろう。「知事を信頼している」「知事を支援している」というだけでは問題は解決しない。そろそろ、知事の速やかな埋立承認の取消しを求めるために、県庁前での集会などが必要になってきたと思うのだが。