工事再開が強行されたばかりの高江で、昨夜は、とんでもない事件が起こった。
米軍ヘリが、深夜、座り込テントの上で、ホバーリングをし、強風でテントが破壊されたというのだ。さいわいテントに人がいなくてけが人はでなかったものの、テント傍の車の中にいた山城さんによると、「ヘリの風圧で車がグラグラ揺れ、恐怖を感じた」とのこと。
意図的な嫌がらせとしか考えられない。
「高江ヘリパッド、米軍ヘリ接近 1分間ホバリング、テント損壊」 (琉球新報12月24日1面)
午前中の仕事を終え、帰宅してインターネットを開くと、高江のブログに、「今日も防衛施設局が来ています。ぜひ、駆けつけてください。助けてください。」とせっぱつまった要請が載っていた。 あわてて家を出て、高江に向かう。
2時間、車を飛ばして高江に着いた。防衛施設局の職員らは昼前に帰り、座り込みの人たちも減っていたが、破壊されたテントはそのまま残されていた。あまりのひどさに唖然とする。
(テントの支柱も曲がり、内部には椅子が倒れ、割れたコップが散乱している。)
(ちょうど、県警の刑事らが様子を見にきていた。)
(22日に設置されたゲートの前で座り込みが続いていた。(N4ゲート))
(N1ゲートでも、フェンスが設置され、中には重機が搬入されていた。)
(N4ゲート内部。進入路に砂利がひかれ、整備されていた。)