7月31日(金)は多忙な日だった。午前5時半那覇を出て辺野古へ。久しぶりにゲート前の阻止行動に参加した後、午前中は抗議船「平和丸3号」で海に出た。午後は、具志川で親戚の葬儀に参列、そして夕刻は県庁前での安保法制反対デモに参加した。
(大浦湾から辺野古へは長島の岩礁の間を抜ける。今日は大潮で潮が引くのでもうすぐ船は通過できなくなる。好天が続き海は見事に澄みきっている。正面が平島)
今日は、「不屈」「平和丸3号」「美ら海」の3隻、カヌーは13艇が出た。カヌーと船団は大浦湾と辺野古側に別れて監視行動を続けた。潜水調査の他は特に作業が進められている様子はない。海上ボーリング調査のためのクレーン台船は西海岸の羽地内海に避難したまま戻ってくる様子もない。
防衛局が作業を再開しない理由は、まず、台風13号が近づいていること。そして、まもなくコンクリートブロック投下に関する県の立入調査が始まるからではないかと思われる。
浮桟橋には数隻の海保のゴムボートが係留されている。
辺野古の旧米軍兵舎解体工事もほぼ終わったようだ。それでもまだ現場ではコンクリート殻や廃材等の片づけが続いている。建設廃棄物の分別、処理が適正に行われたか、県が立入調査をする必要がある。
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朝6時半、シュワブ基地ゲート前で作業車の進入を阻止するための座り込み行動に参加した。すぐに機動隊員らが実力排除に入り、手足をかかえられて装甲車と鉄柵の間に閉じ込められてしまった。その間に10数台の作業車が中に入っていく。悔しいがどうしようもない。 29日、辺野古訴訟の弁護団が「この行為は令状に基づかない身体拘束であり、憲法33条や34条に違反する」という声明を発表して抗議したが、県警はこうした違法拘束を止めようとしない。
(警察車両と鉄柵の間に抗議する県民を閉じ込める)
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夕刻からの安保法案阻止の集会には1500名もの人たちが参加した。集会後、国際通りには長い長いデモの隊列が続いた。