沖縄でも緊急事態宣言が出され、皆がコロナ禍と必死に闘っているそのさ中に、防衛局はチャンスとばかり県に辺野古の設計概要変更申請を提出した。まさに、「この政権は沖縄を、そしてそこで暮らす人々を、いったい何だと思っているのか」(朝日新聞社説)と、怒りが収まらない。
コロナ禍で辺野古の抗議行動も先週から全て自粛せざるを得なくなっているのだが、今日(23日・木)、もうこれは許せないと嘉手納の防衛局前で緊急の集会が持たれた。沖縄平和市民連絡会の急な呼びかけだったが、100名を超える人たちが集まった。一人ひとりの間隔を2m以上開けるなど、細心の注意を払いながら集会を続けた。
(大急ぎで作成した全長7mの横断幕)
私にもマイクをまわされたので、今回の設計概要変更申請の内容とその問題点について説明した。
(間隔を2m以上、空けるように注意を払った)
1時間ほどの集会の最後に防衛局の担当者に抗議文を手交した。要請事項は次のとおりだ。
1.今回の設計概要変更申請を撤回すること
2.コロナ禍が終息するまで工事を中断すること
3.辺野古新基地建設予算を「コロナ救済」の国民救済に回すこと
これからもコロナウィルスの感染に細心の注意を払いながら、辺野古新基地建設を阻止するための行動を続けていきたい。