チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

高江で重機の空輸をしているのはロシア製ヘリ・カモフ---自衛隊機を導入する法的根拠は?

2016年09月10日 | 沖縄日記 高江

  一昨日から、高江でヘリパッド工事のために重機の空輸を行っているのは、ロシア製のヘリコプターだということを教えてもらった。検索して調べると、まさにアカギヘリコプター㈱のカモフというヘリコプターだということが分かった。吊り下げ能力5㌧、日本で最大の運送用ヘリだという。

KAMOV Ka-32A11BC カモフ Ka-32A11BC型

   (ロシア製の大型ヘリコプター・カモフ(アカギヘリコプターのHPより))

   (9月9日、大型ヘリ・カモフによる重機の空輸)

 調べてみると、カモフは何回かの事故を起こしている。1979年の徳島県での墜落事故、さらに2013年には、モスクワで墜落・炎上事故が起こったばかりだ。

 また、カモフの吊り下げ能力は5㌧でしかないから、小型バックホゥやキャリアダンプ等は分解しないと運べない。今後、大型バックホー等を入れないと工事が進まないから、そのために自衛隊ヘリ(CH47)の導入まで予定されているという。すでに陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)では、CH47の飛行訓練が始まっている(2016.9.3 琉球タイムス)。

 しかし、自衛隊法のどこにも、防衛局が発注した米軍基地の工事のために自衛隊機が資機材を空輸することができるという根拠は見つからない。もし自衛隊機まで空輸に使用すれば、国会等でその法的根拠について徹底的に追求してほしい。

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