今日(9月18日・日)、辺野古の監視メンバーから電話が入った。国道329号線の第4ゲート向かい側の道路沿いに延長300m以上のフェンスが設置されたという。
また、第4ゲート内の谷部にはセメントサイロも出来ている。この付近の工事は新たな段階に入ったようだ。
写真を送ってもらって確認したが、第2ゲートから第4ゲート、そして現在、警備員の詰所として使用されている辺りまで、300m以上にわたってフェンスが出来ている。また、第2ゲートの斜め向かいには新たな出入口が設けられた。
(国道に沿って設置されたフェンス。第2ゲート向かいには新たなゲートも設けられている。(撮影Nさん))
昨年契約された美謝川切替工事の設計図書(下図)を見ても分かるように、このゲートは、仮設道路工と美謝川切替工事のための進入口である。
以前にも指摘したように、国道329号線の湾曲部に新たなゲートが出来たので、この一帯には4ケ所のゲートが集中する。交通事故が多発することが危惧される。
また、第4ゲート内側の谷底にはセメントサイロが設置された。この付近には、辺野古弾薬庫の新たな商用車用ゲートが造成されるのだが、軟弱地盤のためにセメントを使った地盤改良工事が行われる(末尾の図参照)。
セメント安定処理による地盤改良工事では、特定有害物質である六価クロムが発生するおそれがある。
この問題については5月18日のブログを参照されたい。
(撮影Nさん)
(セメント安定処理工法による地盤改良工事)