3月31日(金)、早朝から辺野古へ。Nさんと「平和丸」に乗る準備をして汀間漁港に行くが、大浦湾は強い南風で海は荒れている。船長たちで協議して海上行動の中止を決める。
汀間漁港では戻ってきた漁船がソデイカの水揚げをしていた。
瀬嵩の灯台跡の丘に登り、大浦湾を見下ろす。ボーリング調査のためのスパッド台船が3基に増えている。大型調査船「ポセイドン」による深場の13箇所のボーリングだけではなく、以前、報道されたように数十箇所のボーリングが行われるようだ。2014年から23箇所の調査を続けてきたが、3年もたってからこれだけ調査箇所が増えるのは、今までの調査で基礎地盤に何らかの問題が見つかり、調査の全面やり直しが必要になったのだろう。
久しぶりにゲート前の座り込みに参加する。すぐに機動隊による強制排除が始まった。今日は人数も少なく、あっというまに座り込みは排除されてしまった。集中行動日以外の座り込み参加者をなんとか増やさなければならない。
それでも国道沿いでは作業車両に対して懸命の抗議行動が続いた。車列の前に飛び出し、少しでも抗議の意志を示したいと、皆、必死に頑張っている。
今日は、アジアからの留学生の一行が大勢来ていた。もちろん座り込みに参加することはできないので、向かいの歩道から強制排除の様子を見ていたが、米軍基地建設に反対する沖縄県民の懸命の闘いにはさすがに驚いたようだった。