なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

翻訳

2003年10月07日 | 仕事
した本の原稿をワープロで打ち出して、製本してもらった。なかなかgood。
 今日は悲喜こもごもだったんだけど、「喜」のお話を。仕事の話は原則として書かないつもりだったんですけどね。
 なんつうか、気に入らないことがあると、思わず体の1部をなめまくる癖が出ることがある、特に犬。で、彼の場合は前足の先ばっかりなめる。「指しゃぶり」と同じ。で、すぐに「かっぱえびせん」になっちゃう。「やめられない止まらない」ってやつね。
 やめさせるにはどうする?具体的に舐められなければいい、しかし、難題。普通は「エリザベスカラー」なるものを付けて行動を制限するんだけど、とにかくデカイ犬だから、彼に合うカラーがないの。で、あるカラーに更にお古のレントゲンフィルムを貼り付けて無理やりなめられないようにしたんだよね。しかし、かっちょ悪い、レントゲンフィルム、どこかの馬の骨の骨が写ってるし、あちこちぶつけて大変だし、ってんで、困ってたら朗報!「新製品」の触れ込み。要は、首周りに「浮き輪」みたいなのを装着すれば、首があんまり曲がらなくなるから、舐められないでしょって。結構高かったが、奮発して購入。で、大喜びで彼を連れて来たクライアント氏とワクワクしつつ付けてみた。さーどうなったか?カンタ~ンに届いちゃうじゃないですかあ!!!前足に!!それどころか、体中、平気な顔して舐めてんの。
 もう、がっかりするわ、腹が立つわ、二人でキィ~~~!!となったが・・・こうなると、最後は笑っちゃうんですよねえ。
 全く、動物って絶対にこちらの意図するようには物事を進めてくれないんだよなあ。トホホ。
コメント
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