なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

中西俊博

2004年05月16日 | 
さんのファンクラブに加入!という訳で、今日は加入したもんに送られてくるCDを聴く。いいな、いいな~~~。
 こういう音楽を聴いた後にブラームスとか聴くとさあ、「ま~ったく!煮え切らない奴だなー、ブラームスさんしっかりしてよ!!」となってしまう。

 ところで、ブラームスとチャイコフスキーって、ほぼ同時代に生きてた人らしいんだけど。ちょうどその頃エジソンが発明した「録音装置」に吹き込まれた、二人の声だの演奏だのが残ってる。これねえ、実にオモシロイのだ。

 チャイコフスキーさんってねえ、音楽もそういうとこありありだけど、実に子供っぽい、きゃあきゃあした人だったみたいよ。彼+友人が喋る+その当時抜群だったソプラノ歌手が歌う、というのが録音の内容なんだけど、チャイコさん、「なあんてすっばらしい発明なんだ~~!!!」なんちゃって、浮かれまくりで叫んでる、のが残ってるのね、録音されて。

 ブラームス氏はさ、演奏の録音が残ってんだけど。なんか、録音する際に、彼、ホントは自作のピアノソナタ(難曲です)の自作自演をやるつもりで練習もしてたらしいの。のに、当日になったら何をビビッたのか、結局「ハンガリー舞曲」を大慌てで弾く、曲を紹介するために最初に彼の友人が喋る裏でもう弾き始めちゃったりして。やっぱ、基本的に小心者だったんかなあ。
コメント
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