なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

本戦

2016年10月06日 | 
について、というか、日本人選手軍団について。

 錦織君が2回戦で棄権敗退というのはかなりショッキングだったけど、それだけじゃなくて色々考えさせられた。

 錦織君以外の人達は1回戦で全員負けちゃって。まあ、それはしょうがないと思う。ただねえ、セットを取れたのが添田君一人だったというのは、うーん、どうなんだろう?他の3人はデ杯組だったんだけど、皆さん(見たのはダニエル君と杉田君だけど)消耗しちゃってる感じで・・・・・・。オリンピックがあって、全米があって、デ杯があって、って、立て続けに大きな大会をこなして、その上で楽天か。1回戦を見た感じだと、とにかく棄権・あるいはほぼ棄権といってもいいような負け試合が目立つんです。選手の方々の負担が大きすぎるんじゃないかなあと。そもそも、今回は欠場者が随分出た。デルポさんやワウリンカ・で、当日になってアルマグロ、去年の優勝者が来られない、で、準優勝者のペールはやる気があるんだかないんだか分からん、変な試合をやらかした挙句1回戦負け。なんだかなあ・・・・。全日程完売という大騒ぎに、選手の方々のコンディションや試合のレベルが噛み合わない感があって。

 ということで、1回戦を観た中では、添田君とベルダスコの試合が一番白熱して面白かったです。そもそも添田君がATP本戦でランクが上の相手に対して1セットを先取というのは、久しぶりだと思う。内容もほぼ完璧!で。ベルダスコが全く反撃できない、というのは痛快だったな~~~。
 その位添田君は最初から飛ばしてて、それを続けられるかどうか、というのがポイントだった。続けるのは厳しいだろうなーと思ってはいたけども。でも、そこで踏ん張って、ガラガラ崩れることもなく、すごいミラクルショットも出るし、とにかく見ごたえのある試合。その場にいられなかった(従って応援できなかった)のが、ホント―にクヤシイ!!!病院でどなってたって届かないし・・・・・。患者さん達は呆れかえってましたけど。
 添田君は、なにか吹っ切れたような、心と体がシンクロしているような、気持ちのいいキビキビしたテニスを展開してて、あー、こういうのが添田君のテニスの本質なんじゃないかな、と思わせるものがあった。ずーっと見てきて、しかし長らく「添田のテニス」って何なのかがよく分からなかったんだけど、ようやく見えてきた感じ、かな。これからが楽しみです。


 で、錦織君の2回戦。これは、観に行きました。確保できた席が、どういう訳かコーチ席のすぐ下で。錦織君の時は、マイケル・チャンさんが座っておりました。かーなーりービビった。3ゲーム目までは完璧だったんですけども。相手のソウザが、あーもうお手上げだ~、と困った顔をしてて。それだけに天国地獄って感じの失速は見ていて辛かったです。錦織君が何度もこっちに視線をよこす。チャンさんたちは「がんばれ~~」的な感じだったんだけども・・・・・。あーもう無理しないほうがいいよう、と思ってて、その通りになりました。20分なかっただろう。錦織君目当てで来てたミーハー軍団はガッカリでしたでしょうなあ・・・・。ご本人のショックはいかばかりか・・・・・。可哀想で。

 ということで、すっきりしない楽天オープン。日本人選手がいなくなると、もうどーでもよくなりますね。会場はどうなってるだろうなあ???空席だらけになっちゃったら、それはそれで、選手の皆さんが気の毒だし・・・・。

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