なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

「Shall we ダンス?」

2005年05月06日 | 
を地上波で観る。こないだリメイク版を観たばかり、も一度見直してみよう、と思って。
 なんか、観つつ泣けてきた。リメイク版が、すごーく原作を大事にしてくれてたんだなーと思ってさ。
 考えてみると、この映画ってすごく地味な話なんですよ。後半に出てくる競技会も、2級とか1級とか、検定(資格試験ですね)の話で、「1位がどうこう」というものじゃないのね。そういう話をアメリカでリメイクする、で、支持された、という事実が、なんか嬉しい。もう、勝ってどうこうとか、そういうの、皆疲れてしまっているのでは?でも、それが当然じゃないか。

 役所広司さんって、すごい俳優さんなんだなあー。改めて実感。リメイクでは、リチャード ギアさんがやってたけど、役所さんの演技を尊重して下さってたんだなー。リメイクでは、原作の小さなエピソードも、大切に使われている。例えば靴、原作では「主人公は自分の小遣いも遠慮しているつつましい人、またそういう経済状況の人」というのがわかるエピソードに使われている、リメイクでは「やっと、これなら!というプレゼントがわかった!」というエピソードに変わっていますね。どちらも実に説得性がある。邦画(ドラマね)をここまで丁寧にリメイクしたアメリカ映画は初めてじゃないかな?ありがたい事だ。


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