なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ピアノ開放デー

2020年12月24日 | 

というのがあるんですよ。入間市民会館(ドリフの頃からある建物ってことで、かなりヤバくなっている。近々取り壊しは確実だろうな~~)にスタインウエイが置いてあって、年一回、11月~1月あたりで建物が空いてる時に、1時間¥1,000という破格のお値段でピアノ&舞台を貸してくれるのだ。それを利用して、知り合いのピアノ弾きの方とアンサンブル大会。曲はドボルザークの「ソナチネ」。これは、ヴァイオリン弾きにとっては、比較的簡単、とされている(そうなのか?疑問はあるんですけど)割に、曲としてはとても人気があるし、いい曲だと思う。しかーし、ピアノは大変なんですよ。これをやりましょう、と言った時は、多分ピアノも簡単なんだべ、と勝手に思い込んでいたのだが、トンデモナイらしいのだ。ので、恐縮しつつ。
 今年はコロナウイルスの影響で客席に降りちゃイカン、とのこと、しょうがないので、防犯カメラみたいな奴を舞台上に置いて適当に録画してみたんですが、ぼろいカメラで、音と画像がずれてやんの。昨今UPされてるYoutube画像のクオリティからするとしょーもないんですが。聴いてみると、意外と面白い(多分自分だけ)。前半と後半があるのだが、まずは前半。

で、後半。ヴァイオリンの先生に来ていただいて、色々教わりつつ。

 ヴァイオリンて楽器は、原則誰かと合わせるのが楽しい楽器なんですよねえ。というか、ほとんどが他の楽器と組んでやる曲ばかり。だから、「ヴァイオリンを弾きたい」という場合、何を目的にして考えるのか、は結構重要なんじゃないかと思うのね。

 このV、聴き始めた時は、「うわ~~~ヘッタクソ!!」と自分に思ったのだが、いつの間にか耳が慣れてしまった。なんなんだ。。。まあ、去年やった時よりかはマシといえよう。ヴァイオリンって、結局音程がはっきりしないとひたすらヘタクソに聴こえるって奴で、それを音階練習もせんと改善しようってんだから。しかし、音階練習なんぞ、やる気もそのヒマもありません。

 マシになった理由は、要するにギアペグを使って調弦がきっちりできるようなった、というのがとにかく大きい。開放弦の音程が間違ってたら、そこから総崩れですもん。ホント、これは買ってよかったグッズだわあ。こんなに調弦が楽勝になるとは思わなかったから。

 ヴァイオリンについては、最近ちょこちょこネットを覗いて調べてみると、いつの間にかやたら「弾き方講座」だの「教室」だのがごろごろあって、教えるのに自信ありげな人達が、まあおっかない事を言っている。「きちんとしたきれいな音で、美しく弾けるようになる」レッスン、という奴で、なんか読むだけで暗くなる・・・・。今習っているセンセは、そういう煩そうな人達からどうやら外れてる方のようで、しかし、全く諦めないので、基本「あーもうめんどっちい、一音くらいまけてんか」と考えがちなだらしない生徒である自分が引っ張られるのだから、相当な馬力の持ち主なんだな~~。今回だって、普通はこんな事お願いしたってやってくれません。

 それにしても、ネットを見てると、ヴァイオリンについてのあーだこーだ理論が、乗馬と似てますわね。乗馬も、知ったような事を偉そうにぶちかます人って多いからさ。で、生徒側がへいこら、というのも、よく似てます。ヤナ感じ。ちょっと、生徒側からの発言というのをやってみましょうかね。


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