ムツゴロウ動物王国

がサマーランドに併設になったとか。あきる野市獣医師会が移転に反対したんだよね、エキノコックス症の本土移入を警戒して。それをごり押しして東京へ移転、どうなったか、とりあえず偵察へ。
　サマーランドは入間市からやたら近いのだ。なぜならば、圏央道あきる野インターチェンジからすぐだから。あっという間に到着してしまった。しかーし、駐車場代が高い！1,200もする。あーあ、サマーランドの方が良かったかなあ？と思いつつ、しかし、入場券を安く手に入れたんだから（株主招待券をチケットショップで格安で売ってた）、ということで、とにかく入る。
　なんだかなあ、似たような株主招待券で入っている人が多そうだなあ、と思いつつ入場。中は狭い。むかーし「ムツゴロウ動物王国の～～」系のテレビ番組を見てた人達は、かなり興ざめなんじゃないか？と思う。中にいるのは犬と猫と鶏とテナガザルと道産子馬、くらいだったかなあ。犬はとりあえず放し飼いになっているが、そのスペースが狭くて、なんかごみごみしている。よりなにより、とにかく小汚い。子供連れで来て、犬に触る、いいけどさ、こんな小汚いワン公触るの、ためらわれるよなあ。犬が寝てる（？）スペースの犬ベッドの敷物が汚いんだ。洗濯くらいしろよ！＆臭う。やめれ！
　内容は、なんかドッグショーみたいなのをやっている。フリスビードッグとか。それはいいんだけど。スタッフが知ったようなことをくっちゃべるのが、イライラさせられる。
　なんか、いたくなくなった。帰ろうとしたら、醤油で煮しめたみたいな白衣を着た男二人組が喋ってる。「ここに移転してきた頃は7月で暑かったんです。ので、北海道からこんな暑いとこに移ってきて可哀相、とよく言われました。『可哀相理論』ですね」とかなんとか。そーいう解説を、なんで白衣着てやるわけ？
　うん、気の毒だと思うよ、犬どもが。だってさ、ニューファンドランド犬とかは、明らかに北方に適応した犬だもの。そういうのをクソ暑い、だけじゃなく湿度もメチャ高い東京に連れてきて、熱中症とかになったらどーすんの？
　あちこちに犬の写真が。犬の赤ん坊とか。あのさ、鳥類・哺乳類の赤ん坊は可愛いに決まってるの。そうでないと、親から世話してもらえないでしょうが？あざといよな。
　ウンザリして、正味30分で出てしまった。あのさ、あっしは「可愛い動物をどうこう」というの、キライなの。じゃ、かわいくない動物は存在しなくて良いわけ？とりあえず、駐車場代返せよ！！