



乳癌と闘いながら、懸命に仕事を続ける、泣き虫先生(「雨に濡れて」)。診療所を守っていた父を亡くし、寂れゆく故郷を久々に訪れた勤務医(「百日紅」)。三十年間地域で頼りにされてきたクリニックを、今まさに閉じようとしている、老ドクター(「終診」)。医師は患者から病気について学ぶのではなく、生き方を学ぶのだ―。生命の尊厳と日夜対峙する、十人の良医たちのストーリー。

/ かがやく / ショットグラス / 震える月 / 終診
雨に濡れて ・・・ 普通の人から病人を治療する側にまわり・・・病院の帰りには担癌者に
研修医時代に泣き虫先生といわれていた先生のお話
百日紅 ・・・ 田舎の家が燃えで医者である父親が亡くなった。大切にしていた庭の百日紅の木にはピンクの花をつけていた。思い出がたくさんうかんできて・・・
顔 ・・・ これには驚いた。そんな病気があるのですか。。。思わす調べて実際にみてしまいました。本当に空洞だった。びっくりした、それでも生きているのだ。
かがやく ・・・ アルコール依存症の宮田さんのお話
患者さんなのによく働きます。先生とチューリップを植えたり・・・ちゃんと引き取ってもらえてよかった。すごくいいお話。感動した

終診 ・・・ 古希を迎えるから引退します。引退までのお話
みんな良かったけれど特にこの5つは印象に残った。
あとがきに 「実際の医療現場を担うのは、名医でも悪医でもなく、”普通の良医”なのだ。」と・・・
帚木先生はご自身 急性骨髄性白血病を患っていた ”病んだ治療者”とおっしゃっている現役のお医者様です。
