



妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。

でも、今までとは違うの。生きる気力をなくして汚い身体で、汚くした家にいたなんてうそみたいになれたのね。
すごいね、レシピの力は・・・そして イモもハルミも。
娘の旦那の不倫相手はどうなるものかと思っていたけれど、まぁるく収まりました。
「あしあと帳」の始まりはどの人もみんな どこどこに生まれる。
そしてその後は誰一人として同じものがない。
そうなのね。縁があって同じときを共有するけれどいずれまた別れる。それは永遠の別れかもしれないし、又会える別れかもしれないのよね。
レシピカードは良平用と百合子用に分けました。表紙カードに感動。そうだったんだ・・・

