
読書備忘録

内容(「BOOK」データベースより)
こんな生活、もう嫌だ。私、やめます。めでたく退職、地獄の満員電車にオサラバしたものの、あまりの赤貧状態に音を上げ、再就職する羽目に。ところが…。会社勤めに悩む全ての人々に贈る「満員電車に乗る日」。親戚から結婚しろとうるさく迫られるフリーライターがめざす意外な人生を描く「シジミの寝床」など、フツーの人々を力強く応援する、一読爆笑、元気百倍の小説集。

キッパリしている。いいっ!
満員電車に乗る日
広告代理店を3ヶ月で通勤地獄にもうイヤだ!とやめちゃって就職活動して入ったニッコリ製菓もすぐやめます!なんてきっぱり言っちゃって。ニッコリ製菓の男はどうかと思うけれど、通勤地獄は耐えているでしょ、みんな。
シジミの寝床
へーしじみってそうなの?ちょっと飼ってみたくなったお話。
胡桃のお尻
失業中同じアパートのお隣さんのお荷物を預かったのが・・・ちょっとどうよ?な人だね。
一人暮らしはしたことないけれど、そういえば、お隣さんってのがいるのよね。
胡桃ってお尻が弱いから割れやすいんだって。
友だちの子供
うちの上の子もいっときダミアンの生まれかわりだろー・・・まいったなこりゃ!だったけれど・・・ダミアンくん、今は親思いのとってもイカした青年になりましたとさ。
うちのをダミアンと言ってはダミアンに申し訳ないくらいだったわね。と、この友だちの子供を見ていてって・・・見ちゃぁいない。読んでいて、どうも失礼しました。と思ったほど、とぉんでもない子ども。
ただお互いにさよならした後は「あの人より私のほうが幸せだわ」と・・・
爪をみがく女
アルバイトに行っていた会社が明日から3日お休みあげる!と言われ休み明けに出社したら会社がなかった。
で、いつも通っている道にあるさえないレコードやさんで働くことになるのだけれど、そこにいる女の人が演歌歌手のように派手でよく爪をみがいている。その演歌歌手のような女が好きになった人は・・・演歌みたいな話。
ぶー
ぶーはネコの名前。子どもがいじめていたから、ダメでしょ!と言ったら飼う事になったぶさいくなネコの話
おかめ日記
大場カメヨ八十八歳。夫が亡くなったのはカメヨ三十歳の時。三男三女を残して逝っちゃった。カメヨ好きだわ!
楽しかったぁ~・・・