
内容(「BOOK」データベースより)
読みかけていた本が、―ない。思い出さないほうがいい記憶が―よみがえる。別の世界との隙間に入り込んでしまったような。見慣れた風景の中にそっと現れる奇妙なものたち、残された気配。怖い日常。芥川賞作家が「誰かが不在の場所」を見つめつつ、怖いものを詰め込んだ怪談集。
窓
マイナス一
鈴木さん
台所の窓
まるい生物
文庫本
雪の朝
蜘蛛
雪の夜
電話
二階の部屋
ホテル
古戦場
足音
桜と宴
光
茶筒
ファミリーレストラン
三叉路
山道
影踏み
地図
観光
喫茶店
幽霊マンション
夢
宮竹さん
写真

読書備忘録
怖いっ!
もしかして夢・・・?
居た・・・?
らしいような気がする・・・
こういうのがいちばん怖い!だっ、だから何っ!っていうのが・・・
だって・・・
あれ?今そこにいたような?あれ?勘違い?起きているのに夢?錯覚?
書いてありますよ。
私を見て、はっ!?としないで・・・知り合いじゃないんだから・・・頭の上を見ないでぇーーー!
見えている人には見えているんだろうけれど、怖いじゃないっ!
ある演奏家と握手したときに、髪の上を見て はっ!とした顔をした。
やだー、なにあれ?って言ったら、あの人見えるらしいよって言うじゃない。
思わず頭の上から肩にかけてパタパタ花粉を落とすようなことをしたのを思い出した。
もしそういうことがあったとしても、見なかったことにしたり、勘違いってことで処理しているが、一度だけどう処理しましょうと強烈だったのは、テレビの暗くなった画面でソファーの背もたれのところを歩くちっこい人が映っていて、はっ!として振り向いたけれど何もいなかった。
なので、テレビが暗くなった時はみないようにしている。怖いから
宮竹茶舗の四代目・・・
怪奇現象が近づくと眠気に襲われる。お話し中今にも寝そうなときがあったじゃない!
なにそれ・・・とビビる。
本人はそんなわけで何も見ていないけれど、眠くなってしまった時ってのがね。
中学時代の同級生の不動産屋の娘であるたまみはいろいろとご存じなのですよ。
怖いけれど気になる。
怖いもの見たさと、自分から近付いて・・・ビビる
人間の体もいろんなもの詰め込んじゃって宇宙だと思っているから、わけわからない人なのです。
怪奇現象なんかにあったこともないし、霊感なんかないただのビビリ!
なのに、こういうお話に惹かれる。
もっと読みたかったですよ。
見習いじゃなくなった時が来たらまた書いてください。
見習いでもいっけど・・・
★★★★★
