内容紹介
「人生」と「読書」が織りなす幸福なとき。本ばかり読んでいる稔、姉の雀、元恋人の渚、
娘の波十、友だちの大竹と淳子……
切実で愛しい小さな冒険の日々と頁をめくる官能を描き切る、待望の長篇小説。
読書備忘録
いきなり読んでいる本から始まり、本の世界、今の世界と繰り返され、あららら・・・途中、何度も置いていかれ・・・
あ!ここはおいていかれていいんだわ!などとやっと読み終わったというお話
分かるような気もするし・・・
もっとも親の遺産で生活しているというから浮世離れした人には違いないのだけれど、変なのっ!ありえないっ!いい年して働けよっ!な気もするし・・・うらやましい気もするし・・・
海で波十・・・
浮き輪を付けた波十を泳ぎの得意な母親と砂浜まで競争しようと言う藤田くん
波十はおんぶみたいな恰好で藤田くんの背中に・・・
いきなり泳ぎ始めた藤田くんに、やめろーっ!!!なんて私叫びそうになりましたわ。
案の定 波十は・・・怖かったね。
子はかすがい、というけれど、たぶんそれは、結婚しているひとたちにだけ言えることなのだろう。って・・・そうでしょう。かすがいでつながっているのは紙の契約書?
なかなか暮れない・・・なるほど・・・・
★★★☆☆
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