読書備忘録
内容(「BOOK」データベースより)
恋をすると、誰でもちょっぴりずつ不幸になるよ。いろんな色の恋がある。小さな人や地球外生物、そして怨霊も現われる。心がふるえる21篇。傑作短篇小説集。
いろいろ・・・
「朝顔のピアス」「ハイム鯖」「ぞうげ色で、つめたくて」「誕生日の夜」「はにわ」「新年のお客」「トンボ玉」「ひでちゃんの話」「真面目な二人」「猫を拾いに」「まっさおな部屋」「ミンミン」「クリスマス・コンサート」「旅は、無料」「ピーカン」「うみのしーる」「金色の道」「九月の精霊」「ラッキーカラーは黄」「ホットココアにチョコレート」「信長、よーじや、阿闍梨餅」
表題の「猫を拾いに」
東京のほかの地区より平均年齢が高いのは、そこにある医院の三代全員の腕がいいから・・・?
年寄りばかりの町。はぁ、そっかぁ~そうなるのね。
「誕生日の夜」
なんだ!なんだ!おばあさん地獄から来ていたの?お誕生日会に?名前変えちゃったね。
「はにわ」
やたらいい。
「新年のお客」
ゴレンジャーか?で読み始めたら・・・お仕事でしたね。
「トンボ玉」
どうしても欲しいものは、いつだって、僕の手に入らない。でもイヤじゃないのね?レナ姉。
最後はぶっちぎりの面白いお話だった・・・「信長、よーじや、阿闍梨餅」
よーじやと阿闍梨餅は、京都の土産だからね・・・で、信長は?
おー!すごいのが出たんだ。私も新田義雄と京都に行ってみたいわ。そしてすっごいことになっている信長を私も思うさま、隅から隅まで観察してみたい。京都はそういうところだって聞いたことがあるし、ホテルで・・・って話も。
京都は若い頃行き過ぎて今はもうあまり興味ないけれど、こういう興味で行くならいいかも・・・不真面目
楽しかったぁ~~~
余談:
旅先のホテルで夜中に廊下をコツコツとハイヒールで歩いている よ・う・な 音がした。泊まっていたお部屋は奥から2番目。
コツコツは端まで行って戻った。ドップラー現象でしたっけ?あ、奥まで行った。あ、戻ってきた。
それを何度か繰り返している。何か探しているのかしら?と思った時、あれ?ここの廊下って絨毯敷きだったのでは?
じゃっ!何?あの音!・・・そぉーっとドアスコープからのぞいてみようかとも思ったけれど、目が合ったらとか、この世のものではなかったりとか、誰もいなかったりとか・・・妄想族の妄想は夜中に果てしなく広がりつつあった時、やっぱ怖いわ!と布団をかぶった。そしたら握っていたカバーを残し、本体をばさっとはがされた。
ウヮ、入ってきちゃったの?・・・だ、だれ?・・・何のことはなく本体がするりと落ちただけ。結局なんだかわからないうちに寝ちゃったってことで、ちょっとあなたっ夜中にっ!って教えてあげたのに、夢だろう?だって。
夢ってことはない。起きていたのだから・・・霊感なんかないからきっとどこかのなにかの音だったのでしょ?
そのホテルをチェックアウトした次の日・・・そういえば、あのホテルってさぁ○○が自○したホテルじゃなかったかしら?調べたら・・・
嘘みたいな本当の話・・・足音 み・た・い・な・の を聞いたのはホント・・・なんて事があったねぇ~~~強度のビビリだけれど怖いもの見たさもないこともない・・・