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小さなしあわせさがして…

今宵のお宿は、箱根塔ノ沢温泉「紫雲荘」

2017年04月05日 | 伊豆旅行 
ポーラ美術館の見学の終わったデコポンツアー一行は、バスと登山鉄道に乗って箱根湯本駅へ。
コインロッカーに預けておいた荷物を受け取り、お宿へと向かいます。



今宵のお宿は湯本からもほど近い、塔ノ沢温泉の「紫雲荘」。
目の前にはなんと岩山が鎮座しています。



浮世絵にも登場する塔ノ沢の名所「勝驪山(しょうりざん)」が玄関入り口で、洞窟のような通路を抜けるとフロントになります。
紫雲荘は元々は、明治・大正の時代に企業を数多く興した日本の実業家であり、鹿鳴館・帝国ホテル・帝国劇場などを設立した、中堅財閥である大倉財閥の設立者大倉喜八郎男爵の元別邸跡地だったところです。
幼名を鶴彦と名乗ったことから、別名「鶴井の宿(かくいのやど)」とも呼ばれています。
フロント前には美しい鶴のシャンデリアが光ります。



客室は、「男爵の間」。
一段高くなったところは、男爵がお座りなるところをイメージしたのでしょうか。
舞台みたいではしゃぐ私たち(笑)



部屋の目の前には早川の流れが広がります。



まずは温泉で疲れた体を癒します。
自家源泉100%の天然温泉は、さらさらと気持ちがいい。
露天風呂からも川の流れが見れる絶景ポイント。



ロマンスカーのポスターにもなった、古代檜の浴槽と総檜の壁の贅沢な「男爵の湯」もありました。

すっかりお腹も空いて待ちに待った夕食タイム!



うれしい部屋食です。



旬の食材を使った会石料理の数々。
ふつうはつぼ焼きですが、珍しいサザエの壺揚げはなかなかの美味しさ。
普段サザエが好きではない私も、美味しくいただきました。
蕎麦はオーナーがみずから手打ちする10割蕎麦で、季節ごと筍・山葵・新生姜など変わるのだそうです。
食通もうならせる絶品!



寝る前に貸し切りの男爵の湯に浸かり、1時頃までおしゃべりが続きます。

朝もひと風呂浴びて、朝食タイム!



小田原のアジの干物や、茶碗蒸しなどと、出汁をかけていただく鯛茶漬けが美味しかった。



食後は腹ごなしの散歩。



4000坪の敷地には、早川にかかる鶴翁橋もあって渡ることもできます。
橋を渡ると田舎家風の貸切露天風呂や竹林の小径もありました。



楽しい時間はあっという間に過ぎてチェックアウトとなりました。
2日目は小田原へと向かいます。次回に続きます。
コメント (24)
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