ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

圧巻のミュシャ展 そして桜

2017年04月11日 | アート・文化
桜が満開となった5日水曜日は、フィットネスクラブの太極拳仲間3人でミュシャ展に行ってきました。
ラッキーなことに新聞販売店でチケットが当たったんです。



混んでいるということだったので、ランチを後にして昼時の鑑賞にしました。
六本木の国立新美術館は、ミュシャ展の他、草間彌生展も開催中で、木々は赤い水玉に。



桜も青空の下満開!

ミュシャは、チェコで生まれ、27歳でパリに渡り活躍をした、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家。
華やかな作品は一度はご覧になった方も多いかと思いますが、今回の目玉はスラヴ叙事詩。
縦6m×横8mに渡る超大作のスラヴ叙事詩は、スラヴ民族の苦難と栄光の歴史を映し出す
壮大な作品全20点は、16年かけた超大作。
20点全ての作品がチェコの国外に出るのは初めてだそうです。

展示室に入ると、天井から床までの大きな作品が迫ってきます。
先ずはポスターやパンフレットにもなっている「原故郷のスラヴ民族」が。
どれも圧倒される、胸に迫ってくる作品の数々。



嬉しいことに撮影可能なエリアもあるんですよ。
「スラヴ民族の賛歌」(スラヴ民族は人類のために)



「ロシアの農奴制廃止」(自由な労働は国家の礎)



「聖アトス山」(正教会のヴァチカン)



「イヴァンチツェの兄弟団学校」



「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」(スラヴ民族の復興)

どの作品も独特な淡い色彩、目の前に立ち観るのと、後ろに下がって観るのと、斜め横から観るのと
絵の見え方が違うように思いました。
場所を変えると見えなかったものが、浮き上がるようにいろいろなものが観えてくる感じなんです。
素晴らしかった。

スラヴ叙事詩の後は、ガラッとイメージが変わり、華やかなアール・ヌーボーの作品が並びます。
ゆっくり鑑賞したあとは、六本木ミッドタウンへ。ミッドタウンは、私が学生の頃はまだ防衛庁でした。
見たことのない飛行機やヘリコプターなど…爆音とともに上空を飛んでいました。
今では跡形もなく、スタイリッシュなビルになりました。
ランチは「酢重ダイニング六角」



素材にこだわった旬の食材を信州の伝統的な味噌や醤油・出汁を使用した和食ダイニング。



【酢重のおばんざい】~4種盛り合わせ~
銀ダラの味噌漬け焼きをチョイス。
ヘルシーで美味しかった。



お店の窓からは、こんなきれいな桜が見渡せました。



食後は、ミッドタウン・ガーデンの散策。



東京ミッドタウン10周年を記念して、「JAPAN, THE BEAUTIFUL」をテーマに、日本が世界に誇る富士山が作られ、夜になるとプロジェクションマッピングも観れるようです。

スラヴ叙事詩、そして桜と、いいものに出会えた一日でした。
コメント (16)
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