今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ようやく辿り着いた休日 初日(2) 2008.10.11.

2008-10-13 16:55:39 | Weblog
 止め山というとマツタケの山と思われるだろうが、ここは雑きのこの山。マツタケは出ない、と聞いている。要するに個人の所有の山ということ。


 さらに、進む。夏に見かけた黄色の大型のフウセンタケ。その幼菌だ。



キイロオオフウセンタケ(仮)
 *また、間違えたようです。頭の整理ができたらまた・・・。


 これから先、幾つか食菌が続く。



シャカシメジ Lyophyllum fumosum (Pers.) P.D. Orton

これが、目的だったのだが、小さな株。実はホンシメジに比べるともう一つ・・・。



ショウゲンジ Rozites caperatus (Pers.) P. Karst.

これも、結構、人気の高いきのこだけれど、歯応えだけという感じでもう一つ。それでも、今年秋のシーズン、近場では初めて、ということでアップ。



 これは、ホウキタケに見えるのだが・・・・。自宅周辺では初めてなので、???。



ホウキタケ Ramaria botrytis (Pers.) Ricken


 また、クリフウセンタケ。結構、沢山出ている。






クリフウセンタケ Cortinarius tenuipes (Hongo) Hongo



 これも、食菌!!



ガンタケ Amanita rubescens var. rubescens Pers.



 これは、比較という意味で・・・。テングタケもいつまでも出ているよね・・。



テングタケ Amanita pantherina (DC.) Krombh.



 おお!これも、今年初めてだ・・・・。



ウラベニホテイシメジ Entoloma sarcopum Nagas. & Hongo


 遥かに上回る数のクサウラベニタケが出ている中に発見したが、食べる勇気が出ないなぁ。間違いないとは分っているんだけど・・・。


 それなりに、出だした。出だしてみると、今年のペースは例年並よりも少し遅い?そんなペースに変わってきたようだ。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく辿り着いた休日 初日 2008.10.11. 

2008-10-13 07:04:36 | Weblog
 長野遠征の疲れをそのまま引きずり、ようやく週末となった。3連休だ、さあ、何をしよう・・・と、思案するも身体は動かない。布団のなかでグズグズしていたが、何とか、布団から這い出した。

 
 朝食をとったものの、意欲湧かず・・・。と、その時、電話が鳴った。よく採集に行く別荘地の住人からだ。そろそろ、時期だから友人の持っている止め山にきのこを採りに行かないか・・・という誘い。こういう時は人の誘いに乗るのも良策、と承諾の返事をした。


 長野で貰った林檎を手土産に車で走る。20分ほどで到着し、友人夫妻と愛犬を乗せ、直ぐ近くの山に向かった。


 車を降り、歩き始める。去年、アオロウジ、ニンギョウタケを見つけた所だが、まだ、この辺りでは早いのだろうか、何も見つからない。


 ここでしか見たことの無いオニフウセンタケがあった。






オニフウセンタケ Cortinarius nigrosquamosus Hongo


 そして、木の切り株からは一見??だが、生長したニガクリタケが出ていた。



ニガクリタケ Hypholoma fasciculare (Fr.) P. Kumm.



 今朝まで、雨が降っていたせいで、出会うきのこはみんなしっとりと濡れている。そんな中で濡れたムラサキアブラシメジモドキが好きだ。





   



ムラサキアブラシメジモドキ Cortinarius salor Fr.

つい、沢山撮ってしまった。


 ハナホウキタケの仲間も幾種類かが、発生していた。この辺は色を見て楽しむのみ。









ハナホウキタケの仲間? Ramaria sp.


 何ともいろんなきのこが出ていたが、さらに続けよう。



チシオタケ? Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm.



ミイノモミウラモドキ Entoloma conferendum var. conferendum (Britzelm.) Noordel.




コウボウフデ Pseudotulostoma japonicum (Otani) I. Asai, H. Sato & Nara

去年に続き、この山はコウボウフデが沢山出ている。


 そして、ようやく食菌。まず、サクラシメジだ。



サクラシメジ Hygrophorus russula (Schaeff. : Fr.) Quél.



 ようやく、地元で出会えた・・・。クリフウセンタケ!


   



クリフウセンタケ Cortinarius tenuipes (Hongo) Hongo


 クリフウセンタケが漸く出始めたようだ。これからは順調に秋のきのこが出始めるだろうと確信した。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする