今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

なぁんだ、こんなところにも出ているんだ・・・・オショウニン 2008.10.19.

2008-10-23 07:17:27 | Weblog
 所属する会の鍋の日だ。不良会員である僕は芦生の合宿以来の参加だ。


 集合時間に到着とおもいきや、誰もいない。あれれ、今日は場所が変更になったか?と思ったら、会員を発見。どうやら、集合時間に30分遅刻したようだ。


 一人、寂しく山に入る。普通のきのこはもう充分、いつもと違うところを歩くことにした。


 薄暗い谷を登り尾根に出た。歩いてゆくと食べ頃のクリフウセンタケ。またかよ・・・と思うが、鍋の日にクリフウセンを採らない訳にはいくまい・・・。


 尾根から、また違う谷に降りる途中、紫色のフウセンタケに出会った。






Cortinarius sp.

成菌は鮮やかな紫色、やや青味がかっているようだ。傘、柄には粘性がある。ムラサキアブラシメジモドキに似るが、群生、束成する性質がある・・・。





   
帰宅してから撮ってみた・・・・


 広い公園とはいえ、歩いていると自然と会の仲間に会い、合流していた。今日は時間が限られていて、鍋を作る時間があっという間に近づいてくる。最後に寄った乾いた赤松の林の根元を見ていると・・・なんと、オショウニンではないか・・・。傘径の4cmほど。







これが、クロカワの幼菌だとは、普通は分らないだろう。長野に行って修行した成果だ・・・・、というか、地元にも結構出るんだ・・・あれほど、探してきたのに。



ヤマヒガサタケの残骸


 鍋はクリフウセンタケを主体としていろんなきのこが雑多に入ったものが出来上がった。変な味のするものもあったが、うまかった。


 帰りはコスモスを眺めて帰った。








 あと一月位で今年のきのこのシーズンも終わりになるだろう・・・。
コメント (4)
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