アズマイチゲの里を出て、さて、どうしよう。予定ではM谷なのだが、途中に草間台を通る。さっき、案内してくれた人が丁度、草間台のカルスト山荘で雪割草の展示をしているとか、言ってたな・・・。でも、あそこに寄ると長居をすることに・・・・・。と、なるとM谷は無理ということになる。
草間台を諦めて、M谷に向かう。この所、昼飯は運転しながらのおにぎり。時間の有効活用だ・・・・・。M谷の入り口には車が数台、停まっていて先客がかなりあることが分かった。満開だというのに,アズマイチゲの里には人影は全く無かったのと比べると大違い。さすが、知られたスポットだ。
去年もそうだった・・・、谷の入り口の斜面に・・・・
ベニチャワンタケ?
ヤマネコノメ? この仲間、分からない・・・
ユキワリイチゲ
何故か、この辺りのユキワリイチゲはほとんど、白。ほんのりとピンクがかったり、紫色を帯びたりしてはいるが・・・・・。
今年は年が明けてから、寒い日が多く、ほとんどの花たちの開花が、2週間ほど遅れている。それにならえば、この時期の主役のはずのミスミソウの開花はまだなのだろうか・・・・、と不安に思いながら川沿いの道を歩いた。
心配は無用だった。ミスミソウだけは例年通り咲き始めている。早いかと思ったが、むしろ、遅めか?
谷の奥に向かって歩いてゆく。また・・・・
色の薄いユキワリイチゲ達。
そして、また・・・・
M谷のミスミソウ達はほとんどが白花だ。蕊の色がちょっと桃色に染まっていたりすることがあるが、花弁は白。そんな中から、僅かにピンク色のミスミソウを見つけた。
ミスミソウは今が盛りのようだ。
と、なると気になるのは、この谷で一番初めにカタクリが咲く、あのスポットだ。
これまでに何人かの人とすれ違い、挨拶を交わしながら、谷の情報を聞き出すが、誰もカタクリが咲いていたとは言っていなかった。少々、不安に思いつつ・・・・、先を急いだ。
つづく。