早春のこの谷には・・・・・、実は入り口が幾つかあるようだ・・・・。
初めて、この谷に入り込んだ時に、車を停めて、歩き始めてミスミソウを見て感激した。そして、奥に向かって進んで行ったところで、気が付いた。もう一つの入り口。大発見をした積りでいたけれど、この谷を知り尽くした人達と後に出会い、花好きの人たちの間では周知の事と知った。でも、その入り口を自分で見つけられたのは・・・・・、嬉しかった。
カタクリは、ほんの咲き始めで、この場所でも開ききっているのは数輪ほど。でも、花弁を反り返らせてご機嫌な様子だ。
また、谷沿いの道に戻り、歩く。ミスミソウは相変わらず咲いている・・・・・。
さらに進むと・・・・
崖崩れの場所に到達。去年、道の真ん中にあった大きな落石は脇にちょっと動かされて車が通れるようになっているようだった。
そして・・・
日陰の辺りにネコノメソウの仲間。シロバナネコノメのように思えるが・・・・、咲いてみないと分からない。そして、もう一つはヤマネコノメ??
さらに進むとユキワリイチゲの咲く場所に到着。
これは、この谷の普通のユキワリイチゲ。ここから、入り込んだ所に、今年、僕を魅了したユキワリイチゲが咲いているはず。
その株は今年も健在なのだろうか・・・・・。歩きながら、その速度が速くなる。斜面を登る・・・、目を凝らす・・・・。
あった・・・・・。去年と同じように咲いている。
この谷の、この株は、やはりピカイチ。妖しい・・・・・。
その後、自生の節分草の咲き残りを楽しみ・・・・
車に戻る途中、花を眺めながら歩いた。
スズシロソウ
ミスミソウ
今度の旅は、相棒が一緒。車に戻ってから、一緒に散歩した・・・