今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

食後の散歩    2012.07.15.(4)

2012-07-22 22:54:06 | Weblog




 晩飯前の散歩から戻ったが、部屋には相変わらず二人だけ。今晩は広い部屋に二人だけと決まった。晩飯までの時間、山や花の話などをして過ごした。明日どの道を下るかという話になり、杓子岳、鑓ヶ岳を経て鑓温泉経由で猿倉に戻る積りと言うと、それはかなり時間がかかるという。実は帰りの時間の事はあまり考えていなかった。というのは、下りだからそんなに時間はかからないだろうという単純な理由からだった。が、言われてから地図に書かれている所要時間を足すと・・・・、8時間と少々・・・・。まずい。。。



 食事開始の放送があり二人で食堂に行くと、バイキング形式だった。沢山の種類のおかずが食べ放題?この山荘、宿泊費は高めだがそれだけのことはある。白山の室堂とは大違いだな。但し、困ったことに、原因は分からないのだが、ご飯を一口、口に放り込むと口の中が針で刺されたように痛んだ。びっくりして周りを見回すが、皆美味しそうに食べている。ひょっとしたら、登ってくるときにあまりに口の中が乾くので、すももののど飴を舐めたのだが、そのせいだったかもしれない。唾液がさっぱり出てこなくて、ひどく酸っぱかったから・・・・。



 何とか、食事を終えて部屋に戻ると、同室の人はまた、山頂方面に散歩に行くと言って出て行った。しばらく、明日の帰り道を考えていたが、分からないので、こちらも散歩に出た。もう6時になっていたが、外は昼よりも明るいくらいだ。遠くの山も何とか見える。今度は、杓子への尾根道を歩いていった。少し進むと尾根の道の下にテントサイトが見えた。







 また少し進んで行くと、右側には雪の沢山残った山が見えている。













前方斜め右の遠景・・・・、黒部の方角らしい・・・・




イワオウギ






前方斜め左の斜面・・・・











 振り返ると、白馬岳山頂と白馬山荘、そして頂上宿舎が一望できた。さらに少し進む。






 
 暫く行くと展望の良い、ちょっとした広場があり、ベンチが幾つか置いてある場所に出た。同室の人は山頂に行くといっていたが、そのベンチに座って谷の方を眺めていた。周りに見える山の名前などを教えて貰い、杓子、鑓への道でどの辺りに綺麗な花が咲いているかなど、教えてもらっていたが、夕暮れも迫ってきたので一緒に戻ることにした。







 まだ、何とか花の写真は撮れるので、また、写真を撮りながら戻る。




この花の名前が次回に・・・















 宿舎に戻り・・・・、このまま寝るわけはない。また、ビールとワインのハーフボトルを買った。ビールは食堂でテレビを見ながら一人、飲んだ。その内、オジサンが一人やってきて、また、山の話などをする。山に登ろうと、娘婿と一緒に猿倉までやってきたが、朝の土砂降りで娘婿は山に登るのを止めて帰ってしまったらしい。オジサンは周囲に山に登ると言って出てきたので、止めるわけには行かず、独りで登ってきたらしい。途中で、一人、大雪渓を滑落して落石に当たって止まったらしい。頭から血が流れていたが、命は助かったとか。そういえば、頂上宿舎に着いた頃、赤いユニフォームを着た人が無線で話していたり、数人慌てて駆け下っていったのを見ていた。そして、ヘリコプターの音も聞こえていた・・・・。ツアー旅行のメンバーで、ツアーの主催は、例のトムラウシの事件でもツアーを主催していた会社だったとかいう噂だった。まあ、助かってよかった・・・。明日は三国境から白馬大池、白馬乗鞍を経て栂池から下るらしい。明日の無事を祈り、分かれて部屋に戻った。



 部屋では、ワインをラッパ飲みしながら明日のルートを考えていたが、やっぱり最初の予定通り鑓温泉経由の下山に決めた。時間がかかっても無事に戻ることを第一に慎重に下ることにした。そして、夜の9時半頃、眠りについた・・・・ようだ。



 



コメント
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