今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

鑓温泉からの下り、長い道のり    2012.07.16.(3)

2012-07-26 21:48:34 | Weblog




 鑓温泉で温泉に浸かると体力を消耗するから、湯に浸かっていてはダメ、と言われていた。だから、温泉に入るのはやめて、先も長いようだしゆっくりと休んだ。ザックを降ろし、座る場所を確保してから、バーナーで湯を沸かし始めた。それから、この時のためにずっと背負ってきたプレモルを開ける。何でだろうか、ザックの中のプレモルは冷えていた。雪渓を歩いてきたからだろうか?



 やがて、湯が沸きカップラーメンに湯を入れた。今日は、カレーヌードル・ビッグ。ビールが旨い。鑓温泉には、20人くらいの人が休憩していて、それぞれに昼を食べたり話したりしている。一人の山登りは気楽で良いけれど、寂しさもあるな。



 食べ終わってから暫くして、バーナーを仕舞い用意をして、下り道を歩き始めた。温泉直下から長い雪渓が続く。また、軽アイゼンをつけて・・・・・。雪渓を降りたところで、高度を保って横に移動してゆく。それからまた下り。雪渓から登ったところでザックを降ろしてアイゼンを外した。ザックの周りの葉を写してみる。



   
いろいろな葉が見える。
左:ズダヤクシュ、ミヤマカタバミなど
右:ハクサンタイゲキかな・・・



   
左:ヤグルマソウ、シソ科、など
右:クルマバツクバネソウ、ミヤマユキザサ、サラシナショウマ、フキ、エンレイソウ・・・







キヌガサソウ



 またザックを背負って歩き始めた。やがて、頭上の木々は無くなり明るい道になる。




カラマツソウ




ミヤマキンポウゲ



 また雪渓。






 また、雪渓から這い上がる・・・・








ハクサンチドリ




ミヤマユキザサ ヤマウド




オオバミゾホウズキ




ミヤマキンポウゲ




・・・・スミレ




ハクサンコザクラ




ハクサンチドリ



 標高は1800mくらいだろうか・・・・、また、雪渓。雪はザラメのようになっていて、もうアイゼンは効かない。大きな雪渓を下り、鑓沢を渡り、横に少し登りながら杓子沢の雪渓を越えて行く。







 これで、雪渓は終わりかな・・・・。また、土の道に上がると、そこからは登ったり、下ったりのしんどい道になった。少し前まで雪が積もっていたのだろう・・・・





サンカヨウの芽が沢山出ている。


 その奥には、早めに雪が溶けたのだろう、花をつけたサンカヨウが沢山生えていた。




サンカヨウ



キヌガサソウ



 少し、進むと小さな池。




蛙が卵を産んでいる。



ニリンソウ   ここのニリンソウは2輪とも同時に咲くようだ・・・・


 続いて湿地が広がっていて・・・・








ミズバショウが今頃咲いている・・・・


 疲れてきた。朝、頂上宿舎を出てからもう、8時間が経過。昼飯後、歩き始めてから2時間だ。少し歩いては、休憩、それの連続。多分、あと、2時間くらいかな・・・・。

つづく



コメント (4)
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