考えてみれば、神社に節分草が咲いているわけじゃないから、おかしなタイトルかもしれない。でも、まあ良いかな。
この斜面には節分草の他にはセリバオウレン、アズマイチゲが咲く。節分草が咲いている時期に一緒に咲くのは、このセリバオウレンだ。
ここの節分草が綺麗と思えるのは、日陰に咲いているからかもしれない。いつも白さが際立ち、蕊の紫青色が映えて見える。花も傷まず長く楽しめる。多くの節分草の自生地を歩いてみると、それぞれに特徴がある。ここの節分草の環境は建部の自生地に似ている。同じような日陰の急斜面に咲いていて、花期が長い。建部には素心の節分草が多く珍しいのだが、花の美しさは追手神社が好みだ。
この斜面には青紫のキクザキイチゲも咲くのだが、花が開くのはもう少し後になる。探すと数輪だけ、花が開きかけていた。
もう1週間もすれば花数は増えるだろうが・・・・、花が開くかどうかは天気次第。イチゲは気難しくて困る。
節分草
その点、節分草は季節になれば開くから付き合いやすい花かもしれない。。
この斜面の節分草も勢力範囲を広げているようで、あまり人の手が入っていない斜面にも沢山咲いていた。
シダ、ヤブランやフユイチゴの生えている間にも咲いている。
さて、節分草の斜面を離れてセリバオウレンの道を歩いてみよう。
つづく。